ダイソン初の全方向駆動クリーナーが発売されたって本当?!
うん!この記事で全方向駆動クリーナー「Dyson Omni-glide」について詳しく見ていこう!
2021年4月、ダイソンは同社で初となる全方向駆動クリーナー「Dyson Omni-glide(ダイソン オムニグライド)」を発売しました。
「Omni-glide」の最大の特徴はヘッド部分を360°あらゆる方向に動かせること。
掃除の自由度が高まり、家具の下や狭い場所でも小回りを効かせながら掃除ができるようになりました。
本記事ではそんな新シリーズ「Omni-glide」の特徴やこれまでのシリーズと異なる点を徹底解説していきます!
- ダイソンコードレス掃除機Omni-glideの特徴
- ダイソンコードレス掃除機Omni-glideと他シリーズの比較
- ダイソンコードレス掃除機Omni-glideのおすすめ
▼Dyson Omni-glide™ Complete【付属品が6個】
▼Dyson Omni-glide™ Complete+ 【付属品が7個】
ダイソンコードレス掃除機全シリーズ比較表
まずはダイソン各シリーズ(Micro、Digital Slim、V)の本体性能比較表を記載しておきます。
※【発売日】はそのシリーズの最新モデルの発売日を表示しています。
ダイソンコードレス掃除機Omni-glideとは?
ダイソン Omni-glideとは、ダイソン初の全方向駆動コードレスクリーナーです。
360°回転するヘッドで前後左右さまざまな方向へ動かすことができるようになりました。
- 2つのローラーを搭載
- 前後左右に操作可能
- 180°フラットに寝かせられる
- スリムでコンパクトなボディ
それぞれを詳しく見ていきましょう!
①2つのローラーを搭載
Omni-glideには、「Omnidirectional Fluffy™(オムニダイレクショナル フラフィ)クリーナーヘッド」が付属しています。
2つのローラーがついている「Omnidirectional Fluffy™ クリーナーヘッド」。それぞれのローラーが逆回転に動くので、どの方向からでもゴミをかき集められるようになっています。
モーター内蔵でブラシバーの端から端までゴミをかき出すことができるため、壁際の掃除も任せられます。
②前後左右に操作可能
Omni-glideの最大の特徴はヘッドが360°どの方向にも操作できるという点です。
そんな360°の回転を手助けしているのは4つのキャスターホイールです。
このキャスターホイールのおかげでなめらかな操作が可能になり、狭い場所や家具のある場所も自由自在に掃除できています。
逆回転するローラーが2つついているので押しても引いてもゴミを集められます。
ヘッド自体もコンパクトなため、狭い隙間でもラクラク掃除可能です。
③180°フラットに寝かせられる
Omni-glideは直線的な構造なので、フラットに180°寝かせることができます。
掃除しにくいソファやベッドの下に差し込み、スムーズに掃除ができるようになりました。
④スリムでコンパクトなボディ
Omni-glideは、ダイソンコードレス掃除機のなかでも最軽量のMicro1.5kgシリーズよりもサイズがコンパクトになっています。
Omni-glide | Micro1.5kg |
1.90kg | 1.50kg |
20.8×13.2×107.7(cm) | 20.7×22.2×109.1(cm) |
重さはやはりMicro1.5kgのほうが軽いですが、サイズは圧倒的にOmni-glideのほうが小さいです。
コンパクトなため、狭い家や家具が多い部屋などの掃除に向いています。
ダイソンコードレス掃除機Omni-glideの特徴
ダイソン Omni-glideには、先ほど紹介したもの以外にも特徴があります。
- パワフルな吸引力
- ボタン式スイッチ
- 着脱式バッテリー
- お手入れが簡単
1.パワフルな吸引力
Omni-glideはとてもスリムなボディですが、そのなかにダイソンの最新テクノロジーをぎゅっと詰め込むことでコンパクトかつパワフルな吸引力が特徴のモデルです。
小型で軽量なDyson Hyperdymium™(ダイソン ハイパーディミアム)モーターは、毎分最大105,000回転しゴミを吸引します。
0.3ミクロンもの微細な粒子すら逃さない捕集力の高い製品設計なので、どんなに小さなホコリでも確実に吸い取ります。
2.ボタン式スイッチ
Omni-glideのスイッチはダイソンでは珍しいボタン式です。
トリガー式だと掃除中はスイッチを手で押しっぱなしにする必要があり、長時間の掃除では手が疲れてしまうことも。
ボタン式なら一度押せばそのまま稼働し続けるので疲れることもありません。
残念な点としてあげられるのはバッテリーを消費してしまいがちになることです。
逐一オンオフが切り替えられるトリガー式と違ってずっと電源は入りっぱなしになるため、消費バッテリーは大きくなってしまいます。
しかし、Omni-glideのスイッチは持ち手の部分についているのでオンオフはしやすいと思います。
同じボタン式スイッチを採用しているダイソン Micro 1.5kgは、上記画像のように持ち手と離れた部分にボタンがついていたので、少し切り替えがしづらい仕様でした。
その点Omni-glideは持ち手付近にボタンがあり、片手でもボタンを押すことができるようになっています。
3.着脱式バッテリー
着脱式バッテリーはV11・Digital slimで導入されたものです。
それまでのバッテリーは簡単には外れない仕様でしたが、着脱式バッテリーに対応したモデルなら、ボタン一つでバッテリーが簡単に取り外せるようになりました。
バッテリー単体でも充電ができるため、本体のバッテリーが切れたら予備と交換して長時間の掃除にも対応できます。
※交換用バッテリーは別売です。
※上画像はダイソンVシリーズの画像です。4.お手入れが簡単
Omni-glideのゴミ捨ては従来のダイソンコードレス掃除機通り、ゴミに触れることなくおこなえます。
ただ、ゴミ捨てのためには毎回延長パイプを外さなければいけないので、そこが少し面倒に感じるかもしれません。
汚れが気になるフィルターやブラシバーなどは外して丸ごと水洗いできます。
ダイソンコードレス掃除機Omni-glideの注意点
自由自在に動くヘッドやコンパクトなボディが特徴のダイソン Omni-glideですが、残念ながら注意した方が良い点もあります。
購入した後に後悔しないよう、注意点も確認しておきましょう!
- 他のダイソンシリーズに比べるとパワーが弱い
- 駆動バッテリー時間が短い
注意点1.他のダイソンシリーズに比べるとパワーが弱い
Omni-glideは他のダイソンコードレス掃除機と比較すると、パワーがやや弱いです。
モーターの回転数で比較してみます。
Omni-glide | Digital Slim | V15 | V11 | V7 |
105,000回/分 | 120,000回/分 | 125,000回/分 | 125,000回/分 | 110,000回/分 |
「最もパワフル」と謳われているV15の125,000回/分と比べると、Omni-glideの105,000回/分は少し頼りなく感じます。
V15やV11を使ったことのある方なら、Omni-glideは物足りないと思うかもしれません。
ただ、ダイソンの掃除機はもともとのパワーや吸引力が優れているので普通に使うぶんには特に問題はないでしょう。
注意点2.駆動バッテリー時間が短い
Omni-glideの駆動バッテリー時間は最長で20分です。
Omni-glide | Digital Slim | V15 | V11 | V7 |
最長20分 | 最長40分 | 最長60分 | 最長60分 | 最長30分 |
最長20分なので、強モードで使用すると駆動時間はもっと短くなります。
さっと掃除するだけの方なら問題ありませんが、長時間の掃除をしたい方は交換用バッテリーを購入しておいた方がいいかもしれません。
Omni-glideは着脱式バッテリーになっており簡単にバッテリーが外せるため、交換用バッテリーがあれば長時間の掃除が可能になります。
ダイソンコードレス掃除機Omni-glideの種類比較とおすすめ
ダイソン Omni-glideは2種類展開されています。この2種類の違いは付属ツール数とカラーです。
Dyson Omni-glide Complete |
Dyson Omni-glide Complete+ |
||
商品画像 | |||
付属ツール数 | 6個 | 7個 | |
付属ツール | オムニディレクショナルフラフィクリーナーヘッド | ○ | ○ |
ミニモーターヘッド | ○ | ○ | |
コンビネーション隙間ノズル | ○ | ○ | |
卓上ツール | ○ | ○ | |
LED隙間ノズル | – | ○ | |
収納用ブラケット | ○ | ○ | |
専用充電ドック | ○ | ○ |
Dyson Omni-glide Completeは本体カラーがパープル、直販限定のComplete+はゴールドです。
付属ツールの違いですが、LED隙間ノズルの有無のみとなります。
LED隙間ノズルとは、狭くて暗い場所をLEDライトで照らしながら掃除できるツールです。家具の隙間掃除をしたい方には便利な付属ツールですね。
LED隙間ノズルがいらない方▶︎Dyson Omni-glide Complete (SV19 OF)
Dyson Omni-glide Completeは本体カラーがパープルで、LED隙間ノズルがついていないモデルです。
「少しでも安いほうがいい」「カラーはパープルがいい」という方にはDyson Omni-glide Completeがおすすめです。
▼Dyson Omni-glide Complete (SV19 OF)
Dyson Omni-glide Complete+ (SV19 OF COM)
Dyson Omni-glide Complete+は直販限定モデルで、本体カラーがゴールド、LED隙間ノズルも付属しています。
隙間掃除にも使いたい方やゴールドのカラーがいい方にはDyson Omni-glide Complete+がおすすめです。
▼Dyson Omni-glide Complete+ (SV19 OF COM)
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