ダイソンの新しいコードレス掃除機が1.5kgしかないって本当?!
ダイソンMicroシリーズのことだね!
この記事で詳しく説明するよ!
2020年10月、ダイソン史上最軽量のコードレス掃除機ダイソンMicroシリーズが発売されました。
重量は1.5kgと軽く、ヘッドも小回りがきくコンパクトなサイズに進化。
しかし同年6月にはダイソンDigital slimシリーズというVシリーズよりもスリムでコンパクトなモデルが登場しています。このDigital slimとMicroの違いはいったいなんなのでしょうか?
本記事では、新しく発売されたMicroシリーズの特徴と注意したほうがいい点、そしてDigital slimシリーズと比較したときの違いについて解説していきます。
- ダイソンMicroシリーズの特徴
- ダイソンDigital slimシリーズとの比較
- ダイソンMicroシリーズの注意点
- ダイソンMicroシリーズの種類比較とおすすめ
ダイソンコードレス掃除機全シリーズ比較表
まずはダイソン各シリーズ(Micro、Digital Slim、V)の本体性能比較表を記載しておきます。
※【発売日】はそのシリーズの最新モデルの発売日を表示しています。
ダイソンコードレス掃除機の全シリーズの簡単な違いはこの表の通りです。
細かい違いとおすすめは以下の記事で解説しています。
関連記事:【最新】ダイソン全コードレス掃除機おすすめ3選と選び方!【性能比較表】
ダイソンDigital slimシリーズとの違いはなに?
2020年に発売されたダイソンDigital slimとMicroシリーズ。調べてみると結構な違いがあったので簡単にまとめてみました。
ダイソンDigital slim | ダイソンMicro | |
商品画像 | ||
重量 | 1.50kg | 1.90kg |
運転時間 | 最長40分 | 最長20分 |
サイズ | 20.7×22.2×109.1(cm) | 25×23.3×110.0(cm) |
ヘッド | Slim Fluffyクリーナーヘッド | Micro Fluffyクリーナーヘッド |
スイッチ | トリガー式 | ボタン式 |
液晶ディスプレイ | ○ | – |
着脱式バッテリー | ○ | – |
ダイソンDigital slimは「軽量でパワフルなモデル」、ダイソンMicroは「最軽量モデル」と公式サイトで売り出されています。その謳い文句の通り、Digital slimは軽量ながらも機能や性能が優れていますが、Microは軽量化・小型化のために機能やパワーが少し頼りなくなっています。
V11やDigital slimにあった液晶ディスプレイや着脱式バッテリーがなくなったのが特に残念なポイントです。
しかし気になったときにササっと掃除が始められる軽さと小ささは、掃除をするときの面倒な気持ちをなくしてくれる手軽さがあってとてもいいと思いました。
ダイソンMicroシリーズとは?
ダイソンMicroシリーズの主な特徴は以下の4点です。
- ダイソン史上最軽量の1.5kg
- 小回りがきくMicro Fluffyクリーナーヘッド
- スイッチがトリガー式じゃなくてボタン式
- 付属ツールが新しくなった
それぞれ詳しく見ていきましょう!
特徴1:ダイソン史上最軽量の1.5kg
ダイソンMicroシリーズの最大の特徴はなんといってもその軽さです。ダイソン史上最軽量の1.5kgで、「ダイソンの掃除機は重い」という固定概念を覆すほど。
本体がとても軽いので、持ち上げて壁や天井のホコリの掃除をしたり、ハンディクリーナーとして使ったりするときもまったくしんどさがありません。
特徴2:小回りがきくMicro Fluffyクリーナーヘッド
ダイソンMicroシリーズの軽さの理由は新しくなったクリーナーヘッドにあります。
新開発のMicro Fluffyクリーナーヘッドは、ダイソンV11シリーズと比較すると45%も小型化。家具の下や階段など、狭い場所・細かい動きが必要な場所でも掃除しやすくなりました。
ヘッドの素材には独自のナイロンフェルトとカーボンファイバーが採用されており、細かいゴミやホコリも吸い取ります。
ブラシにはモーターが内蔵されているため、ブラシバーの端から端まで満遍なくゴミを吸い取ることができます。壁際の細かいホコリも逃しません。
特徴3:スイッチがトリガー式ではなくボタン式
ダイソンMicroシリーズでは、ボタン式のスイッチが採用されました。
これまでのダイソンコードレスシリーズはトリガー式で、掃除する時はずっと押しっぱなしにする必要があり、長時間の掃除は手が疲れてしまうという声も。
そこで登場したのがボタン式のMicroシリーズです。ボタンを押せばONの状態が続きます。
ON/OFFの切り替えがしやすかったトリガー式とは違ってボタンを押せばそのまま稼働し続けるので、バッテリー消費が激しくなってしまうのがボタン式のデメリットです。
特徴4:付属ツールが新しくなった
ダイソンMicroシリーズで新しく登場した付属ツールがあります。
それが「コンビネーション隙間ノズル」と「卓上ツール」です。
コンビネーション隙間ノズル
コンビネーション隙間ノズルは、従来のコンビネーションノズルと隙間ノズルを一つにしたものです。
着脱可能なブラシと隙間の掃除がしやすい細長いノズルで、窓のサッシや家具の隙間など家中のさまざまな場所を掃除できます。
卓上ツール
卓上ツールはテーブルの上の食べこぼしやゴミなどを掃除できるツールです。
小さくて平べったいノズルが特徴です。
ダイソンMicroシリーズの注意点
従来のダイソンシリーズから大きく変わったMicroシリーズですが、残念ながら注意したほうがいい点もいくつか存在します。それが以下の3点です。
- 他シリーズと比較すると吸引力は低め
- 液晶ディスプレイや着脱式バッテリーがない
- 最長20分と短すぎる運転時間
他シリーズと比較すると吸引力は低め
小型化・軽量化に力を入れたMicroシリーズ。その代償として吸引力が低くなってしまいました。
吸引力の目安となるモーターの回転数で比較すると以下のような感じです。
ダイソン Micro 1.5kg |
ダイソン Digital Slim |
ダイソンV11 | ダイソンV10 | ダイソンV7 | ダイソンV8 |
105,000回/分 | 120,000回/分 | 125,000回/分 | 125,000回/分 | 110,000回/分 | 110,000回/分 |
パワー最強といわれているV11シリーズと比べるとやや低くなっています。V11を使っていた方からみると少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。
しかしもともとダイソンは吸引力の高い掃除機と評価されているため、ふつうに使うぶんには気にならない吸引力だと思います。
液晶ディスプレイや着脱式バッテリーがない
先ほどもご説明しましたが、ダイソンMicroシリーズにはV11やDigital slimで導入されていた液晶ディスプレイがなく、着脱式バッテリーにも対応していません。
液晶ディスプレイ | 着脱式バッテリー |
|
|
この2つの機能はなかなか便利だったのですが、Microシリーズではなくなってしまいました。小型化・軽量化のために最低限のもの以外は排除されてしまったのだろうと考えられます。
ちなみに、Microシリーズの残りバッテリーの確認できる機能はほぼなく、残量が0になると本体部分のLEDライトが点滅する仕組みになっています。バッテリー残量が確認できないのはなかなか不便ですよね…。
最長20分と短すぎる運転時間
ダイソンMicroシリーズの運転時間は最長で20分ほどです。
家庭の平均掃除時間は約20分なのでちょうどいいといえばそれまでなのですが、この最長20分の運転時間というのもエコモードを使用し続けた場合の時間です。強モードで運転した場合はそれよりもっと運転可能時間は短くなります。
バッテリー交換もできないので、バッテリーが切れたらまた約3.5時間充電するしかありません。
着脱式バッテリーなら交換して運転時間を長くできたんだけどね・・・
ダイソンMicroシリーズの種類比較
ダイソンMicroシリーズには2種類あります。違いはカラーと付属ツールの数です。
まずは比較表で違いを把握していきましょう。
ダイソンMicro 1.5kg Pro (SV21 FF PRO) (直販限定) |
ダイソンMicro 1.5kg (SV21 FF) |
|
商品画像 | ||
付属品の数 (ヘッド除く) |
7個 | 5個 |
ミニモーターヘッド | ○ | ○ |
LED隙間ノズル | ○ | – |
コンビネーション隙間ノズル | ○ | ○ |
卓上ツール | ○ | ○ |
専用充電ドック | ○ | – |
収納用ブラケット | ○ | ○ |
ツールクリップ | ○ | ○ |
ダイソン Micro 1.5kg Pro (SV21 FF PRO)
ダイソン Micro 1.5kg Pro は直販限定で、付属ツールがヘッドを除いて7個ついています。
Micro 1.5kg Pro にだけついているツールが
- LED隙間ノズル
- 専用充電ドック
の2つです。
LED隙間ノズルは、家具の隙間の狭くて暗い場所でもLEDライトで照らしながら掃除できる優れもの。
しかし専用充電ドックはもっと便利です。
ダイソンのコードレス掃除機を収納するためのツールは収納用ブラケットと専用充電ドックの2つ。収納用ブラケットは壁に直接穴をあけて取り付ける必要があり、賃貸や新築の方には使いづらい仕様でした。
そこで登場したのが専用充電ドックです。専用充電ドックはそれ自体が自立するので、賃貸や新築の方でも気にせず使えて、同時に充電もできちゃいます。
ダイソン Micro 1.5kg (SV21 FF)
ダイソン Micro 1.5kgの付属ツールは
- ミニモーターヘッド
- コンビネーション隙間ノズル
- 卓上ツール
- 収納用ブラケット
- ツールクリップ
の5つです。この5つはダイソンMicro 1.5kg Proにも共通して付属しているツールです。
ミニモーターヘッド | 車内やベッド、ソファなどを掃除できるコンパクトなヘッド |
コンビネーション隙間ノズル | 着脱可能なブラシと細長いノズルで家中のさまざまな場所を掃除できる |
卓上ツール | 平たいノズルでテーブルの上の食べこぼしなどを掃除できる |
収納用ブラケット | 壁掛け式の収納用ブラケット |
ツールクリップ | コンビネーションノズル・隙間ノズルを収納。 本体に取り付けてそのまま掃除可能 |
LED隙間ノズルと専用充電ドックはついていませんが、この5つだけでもじゅうぶん家中を掃除できます。
ダイソンMicroシリーズのおすすめ
コンパクトサイズに進化したダイソンMicroシリーズ。ダイソン史上最軽量を更新したり、スイッチがボタン式になったりと“ダイソン初”のものが多い機種です。
従来のダイソンDigital slimやV11よりはパワフルさに欠けてしまいますが、日常の掃除ならなんら問題はありません。とにかく軽いコードレス掃除機をお探しの方にはダイソンMicroはぴったりの掃除機だと思います。
ダイソンMicroは付属ツールの数で2種類に分かれていますので、自分のお掃除スタイルに合うものを選んでくださいね。
専用充電ドックが必要な方
壁に穴があけられなくて収納用ブラケットが使えない方は、専用充電ドックがついているダイソン Micro 1.5kg Pro (SV21 FF PRO)がおすすめです。
▼ダイソン Micro 1.5kg Pro (SV21 FF PRO) (直販限定)
ダイソンの公式サイトか楽天市場で購入できます。
特に付属ツールにはこだわらない方
「専用充電ドックもLED隙間ノズルも別にいらない」という方は、Proよりも少し安いダイソン Micro 1.5kg (SV21 FF)がおすすめです。
▼ダイソン Micro 1.5kg (SV21 FF) ダイソンの公式サイトか楽天市場で購入できます。
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