日本向けのダイソンシリーズが出たって本当?!
ダイソンDigital slimシリーズのことだね!
この記事で詳しく見てみよう!
「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」というキャッチフレーズでおなじみのダイソン。このダイソンから2020年6月、日本向けに作られたダイソンコードレス掃除機Digital slimシリーズが発売されました。
ダイソンDigital slimシリーズを簡単に説明すると、V11の性能とV7スリム・V8スリムのコンパクトさを合わせ持った最強コードレス掃除機です。
こんな説明ではいまいち魅力も伝わらないと思いますので、本記事では従来のV11シリーズやV7スリム、V8スリムから進化した部分や4種類あるDigital slimシリーズの違いについて解説していきます。
- ダイソンDigital slimシリーズの特徴
- 従来シリーズとの比較
- ダイソンDigital slimシリーズ4種の違い
- ダイソンDigital slimのおすすめ
結論からいうと、ダイソン Digital slimシリーズのおすすめは、着脱式バッテリー含む付属ツールが11個もついているダイソン Digital Slim Fluffy Pro (SV18 FF PRO)です。
ダイソン Digital Slim Fluffy Pro (SV18 FF PRO)(直販限定)↓在庫があれば楽天で購入可
ちなみにダイソンコードレス掃除機についてはこちらの記事で全種類紹介しています。
よかったら参考にしてみてください。
関連記事:【最新】ダイソン全コードレス掃除機おすすめ3選と選び方!【性能比較表】
ダイソンコードレス掃除機一覧比較表
まずはダイソン各シリーズ(Micro、Digital Slim、V)の本体性能比較表を記載しておきます。
※【発売日】はそのシリーズの最新モデルの発売日を表示しています。
従来シリーズと比較してどんな進化を遂げた?
ダイソンのコードレス掃除機は新シリーズ発売ごとに吸引力や稼働時間などで進化し続けてきました。しかし集じんパワーやスタミナを重視していった結果、重量が重くなってしまったのも事実です。
ささっと取り出して使える手軽さがコードレス掃除機の良いところ。重たければその手軽さは霞んでしまいますよね。
そこで登場したのがV7スリムやV8スリムです。従来のV7シリーズやV8シリーズのマイナーチェンジモデルで、パイプ部分を短くしたりヘッドをコンパクトにしたりして小型化・軽量化に成功しました。
そして2020年、さらに進化したDigital slimシリーズが発売。V7スリムやV8スリムはヘッドやパイプのみの改良で本体の重量は変わらないままでしたが、新しく登場したDigital slimシリーズはヘッドやパイプはもちろん、本体部分も軽量化されています。
次の項目でDigital slimの特徴を詳しく見ていきましょう。
ダイソンDigital slimシリーズとは?
ダイソンDigital slimシリーズの特徴は以下の3点です。
- コンパクトで軽い
- クリアビンが水洗いできる
- 残りの運転時間がわかる液晶ディスプレイ付き
- 着脱式バッテリー
特徴1:コンパクトで軽い
ダイソンDigital slimシリーズの特徴はなんといってもコンパクトで軽い点です。
ひとつ前のV11シリーズと比較すると、重量は25%軽く、全体の大きさは25%も小型化されました。
Digital Slim | V11 | V7スリム | V8スリム |
1.9kg | 2.72kg | 2.2kg | 2.15kg |
軽量化・小型化のポイントは「Slim Fluffyクリーナーヘッド」「Dyson Hyperdymiumモーター」「高効率スクロールサイクロン」「フィルター」の4点です。
Slim Fluffyクリーナーヘッド | 40%小型・軽量化* |
Dyson Hyperdymiumモーター | 15%小型化* |
高効率スクロールサイクロン | 5%小型化* |
フィルター | 19%小型化* |
*V11との比較
そのなかでも注目したいのが「Slim Fluffyクリーナーヘッド」。ブラシバーには航空機にも使われているアルミニウムを採用し、軽量化をはかりながらも耐久性を高めました。
厚さも従来のクリーナーヘッドより薄く家具の下もラクラク掃除できます。壁際の細かいゴミも内部にモーターを搭載したブラシバーでしっかり除去します。
特徴2:クリアビンが水洗いできる
ダイソンDigital slimの地味に嬉しいポイントは、クリアビンが水洗いできるようになったことです。
これまでのシリーズではクリアビンと電子部分が完全に分離しておらず、汚れが目立ってきても水洗いができませんでした。(できなくもないが故障の原因となるためダイソンから推奨されていなかった)
その点、今回のDigital slimではクリアビンと電子部分が完全分離するようになり、水洗いができるようになりました。
クリアビンの取り外しも簡単で、毎回の掃除ごとにお手入れができるので掃除機自体も清潔に保てます。
特徴3:残りの運転時間がわかる液晶ディスプレイ付き
V11シリーズに引き続き、Digital slimにも液晶ディスプレイが搭載されました。
液晶ディスプレイでは
- 選択中の運転モード
- バッテリーの残り時間
- 不具合が起きている場合のお知らせ(通気口の詰まり・フィルターの蓋がしまっていない場合など)
などがわかります。
特に便利なのがバッテリーの残り時間を表示してくれる点です。
バッテリー残量ではなく具体的な残り時間を分・秒単位で表示するので、掃除中でもバッテリー切れを心配する必要がありません。
いつバッテリーが切れるのかヒヤヒヤしながら掃除をするのはストレスだと思うので、残り時間を細かく確認できる液晶ディスプレイはとても便利だと思います。
特徴4:着脱式バッテリー
これもV11からの機能になりますが、Digital slimのバッテリーはボタン一つで簡単につけ外しができる着脱式になっています。2つのバッテリーを交換して使えば、最大80分間も連続して掃除可能です。
これまでのバッテリーは交換するのにプラスドライバーを使う必要がありました。
しかしV11・Digital slimシリーズからは着脱式バッテリーに進化。交換が簡単になったので、バッテリーが切れたら予備のバッテリーに替えてまた掃除を再開できるようになったのです。
※Dyson Digital Slim Fluffy Proには予備のバッテリーがついていますが、他の3種類の場合は別途購入する必要があります。
ダイソンDigital slimシリーズの種類比較
Digital slimシリーズは現在4種類展開されています(2021年3月時点)。
- ダイソン Digital Slim Fluffy Pro (SV18 FF PRO)
- ダイソン Digital Slim Fluffy+ (SV18 FF COM)
- ダイソン Digital Slim Fluffy (SV18FF)
- ダイソン Digital Slim Fluffy Origin (SV18 FF ENT)
カラーの違いはあれど本体性能はすべて同じで、主に異なるのは付属ツールの数や種類のみとなります。
まずは比較表でざっくり違いを把握していきましょう。
ダイソン Digital Slim Fluffy Pro (SV18 FF PRO) 直販限定 |
ダイソン Digital Slim Fluffy+ (SV18 FF COM) |
ダイソン Digital Slim Fluffy (SV18FF) |
ダイソン Digital Slim Fluffy Origin (SV18 FF ENT) |
|
付属品の数 | 11個 | 10個 | 7個 | 5個 |
スリムフラフィ クリーナーヘッド |
○ | ○ | ○ | ○ |
ミニモーターヘッド |
○ | ○ | ○ | – |
コンビネーションノズル |
○ | ○ | ○ | ○ |
隙間ノズル |
– | – | ○ | ○ |
LED隙間ノズル |
○ | ○ | – | – |
ハードブラシ |
○ | ○ | – | – |
延長ホース |
○ | ○ | – | – |
フトンツール |
○ | ○ | – | – |
専用充電ドック |
○ | ○ | ○ | – |
収納用ブラケット |
○ | ○ | ○ | ○ |
ツールクリップ |
○ | ○ | ○ | ○ |
Digital Slim 着脱式バッテリー &充電器 |
○ | – | – | – |
これだけではいまいちわからないかもしれないので、次の項で4種それぞれの魅力を解説していきます。
ダイソン Digital Slim Fluffy Pro (SV18 FF PRO)
直販限定モデルのダイソン Digital Slim Fluffy Pro (直販限定)は掃除に便利な付属ツールが11個もついています。
Fluffy Proにだけついている付属ツールは
- 着脱式バッテリー&充電器
です。
一つのバッテリーの最大使用時間は約40分ですが、これはエコモードで使用し続けた場合での話。中・強モードで使用するとバッテリー消費が激しくなるので、40分も持ちません。
予備のバッテリーがあれば中・強モードでの掃除も長くできるので、しっかり掃除をしたい方には予備のバッテリー付きのFluffy Proがおすすめです。
ダイソン Digital Slim Fluffy+ (SV18 FF COM)
ダイソン Digital Slim Fluffy+ の付属ツールは全部で10個。着脱式バッテリー&充電器がついていないこと以外はFluffy Proと同じです。
Fluffy Pro と Fluffy+ にだけついているのは
- LED隙間ノズル
- ハードブラシ
- 延長ホース
- フトンツール
です。それぞれのツールの簡単な説明は以下を参考にしてください。
LED隙間ノズル | 暗くて見えづらい隙間をLEDライトで照らしながら掃除できる |
ハードブラシ | こびりついた汚れを掻き取る |
延長ホース | 伸ばして曲げることで、届きにくい場所も掃除できる |
フトンツール | ふとんやクッションの中の微細なゴミやホコリを取り除くことができる |
Fluffy Pro と Fluffy+ の違いは着脱式バッテリーのあるなしだけなので、どうせなら予備のバッテリーがついている Fluffy Pro の購入がおすすめです。
あとから別で買うこともできますが、最初からあったほうが便利だと思います。
ダイソン Digital Slim Fluffy (SV18FF)
ダイソン Digital Slim Fluffy は付属品が7個ついているモデルです。
先ほどのFluffy+のところで紹介した4個のツールは別にいらないという方には、付属ツールが少なくて値段も安く抑えられるSlim Fluffyをおすすめします。
ここでは
- ミニモーターヘッド
- 専用充電ドック
を紹介していこうと思います。簡単な説明は以下です。
ミニモーターヘッド | 車内やベッド、ソファなどを掃除できるコンパクトなヘッド |
専用充電ドック | クリーナー本体を収納・充電できる |
ミニモーターヘッドも便利なのですが、専用充電ドックがとにかく重宝します。↑
専用充電ドック以外に収納用ブラケットがついていますが、こちらは壁に直接穴を開けて取り付けなければならず、別途ネジも購入する必要があります。
壁に穴を開けるので、賃貸や新築の方には使いづらい仕様でした。
しかし専用充電ドックはそれ自体が自立します。なので、壁に固定する必要がなく、収納と同時に充電もしてくれます。他の付属ツールの収納もできてとても便利です。
ダイソン Digital Slim Fluffy Origin (SV18 FF ENT)
「ミニモーターヘッドも専用充電ドックもいらない」という方には、付属ツールが5個のダイソン Digital Slim Fluffy Origin がおすすめです。
このモデルについているのは
- スリムフラフィクリーナーヘッド
- コンビネーションノズル
- 隙間ノズル
- 収納用ブラケット
- ツールクリップ
です。簡単な使用用途は以下を参考にしてください。
スリムフラフィクリーナーヘッド | 薄型ヘッド。内部にモーターが搭載されており、 ブラシバーの端から端までゴミをかき出せる |
コンビネーションノズル | 先端のブラシがついていて、 用途によってブラシを出したりひっこめたりできる |
隙間ノズル | 狭い隙間の掃除ができる |
収納用ブラケット | 壁掛け式の収納用ブラケット |
ツールクリップ | コンビネーションノズル・隙間ノズルを収納。 本体に取り付けてそのまま掃除可能 |
この5種類は基本的な掃除ツールで4種全てについています。
「無駄な付属品はいらない」「基本的な掃除ツールだけでいい」という方や購入費用を安く抑えたい方は、付属ツールがいちばん少なくて価格も安い Fluffy Origin がおすすめです。
ダイソンDigital slimシリーズおすすめは結局どれ?
とにかく付属ツールがたくさん欲しい/予備バッテリーが欲しい方
そんな方には付属ツールが11個のダイソン Digital Slim Fluffy Pro がおすすめです。
ダイソン Digital Slim Fluffy Pro (SV18 FF PRO) ↓在庫があれば楽天で購入可
予備バッテリーはいらないけど付属ツールはたくさん欲しい方
そんな方には付属ツールが10個のダイソン Digital Slim Fluffy+ がおすすめです。
ダイソン Digital Slim Fluffy+ (SV18 FF COM)(直販限定)↓在庫があれば楽天で購入可
専用充電ドックは欲しいけど他のツールはそこまで興味ない方
そんな方にはダイソン Digital Slim Fluffy がおすすめです。
ダイソン Digital Slim Fluffy (SV18FF) ↓在庫があれば楽天で購入可
クリーナー本体があれば十分・価格は安めがいい方
そんな方には最低限の付属ツール5個がついたダイソン Digital Slim Fluffy Origin がおすすめです。
ダイソン Digital Slim Fluffy Origin (SV18 FF ENT) ↓在庫があれば楽天で購入可
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