ルンバは他のお掃除ロボット(日立のミニマルやパナソニックルーロなど)とは異なり、壁に接触しながらお掃除をします。
これはデメリットとして取られがちですが、実はカーテンやカーペット・ラグを壁だと認識せずにきちんと掃除をしてくれるというメリットでもあるんです。
むしろそういう設計なんです。
ルンバが壁にぶつかる原理や、その対策について記事にしました。
ルンバの壁に接触しても大丈夫な理由
ルンバにはソフトタッチバンパーといって、壁やモノに接触すると、伸縮するバンパーが搭載されています。
このソフトタッチバンパーの能力は我が家の洗濯物入れにしている買い物かごをちょっと押してあきらめるレベルです。ちなみに重さを測ってみると0.7kgでした。
つまり、ルンバは0.7kg程度の力で壁に接触をしながら進むと思っていただいて良いと思います。
それ以上の重くて大きなものは動かさずに接触だけして方向転換します。
もっというと『275mlの小さい十六茶のダンボール』を持った時の重厚感。これが、壁にかかる圧力です。まあこれくらいの圧力は当然耐えられますし、家具も大丈夫でしょう。
基本的にはルンバは壁付近で、自動的に速度を緩めて接触時のショックを和らげ、壁や家具へのダメージを最小限に抑えます。
じゃあルンバが壁に当たって何が心配なの?
一番の心配は、家具の破損や、ソフトタッチバンパーに汚れがついている場合にそれを他の壁にも擦り付けて汚れを広げてしまうことですよね?
でも、これ、ほかのお掃除ロボットでもセンサーが検知しなかったら同じことなんです。
壁にも当たりますし、汚れも広げます。
なので、ルンバだから!というよりも、お掃除ロボットを使うにあたっては正直リスクだと思います。
なので、対策としては、以下2点です。
- ルンバ本体をキレイにする
- 部屋をキレイにして家具とか、貴重品は安全な場所に保管する
また、濃い色の床面で使用する場合や、幅が5センチ以下の障害物の場合、センサー感度やスピード調節機能が低下することがあります。
その場合はレイアウトを変えたり、明るめのラグを敷いたり、最悪床のカラーを変えれば対策可能です。
ちなみに他のお掃除ロボットはどうなの?
他のお掃除ロボットの壁に当たる様子を確認してみましょう。
例えばルーロMC-RS800を例に挙げると↓
新搭載のレーザーセンサーと、超音波センサー・赤外線センサーの3種類の障害物検知センサーにより、約2 cm幅の障害物まで検知。ギリギリまで接近し、キワまでしっかり掃除します。
これはもちろん、すごい機能です。
家具に触れずにサイドのブラシでちょちょっと掻き出して、掃除をするので、家具に本体をぶつけません。
でも、そのかわりにカーテンに突っ込んでいって掃除してくれなかったりするそうです。
もちろんセンサーが反応しなくなるようカーテンの位置を上げたりすることで対策は可能です。
家具家電に極力当たらないことを重視するなら、ルーロを検討してみるのも良いかもしれません。
▶【最新版】ルーロ「RULO」はどれがおすすめ?価格・性能比較!
まとめ
ルンバは壁に接触して掃除をする前提で考えられていますので、接触してもソフトタッチバンパーが機能して問題ないつくりになっています。
また、壁に接触して気になることは、ぶつかって、棚の上のモノが落ちたり、ルンバ本体の汚れを擦り付けたりすることですが、それは、ほかのお掃除ロボットでも絶対に起こらないことではありません。
なので、もしもそれが怖ければ部屋をキレイにしたり、ルンバ本体をキレイにしてあげましょう。
ちなみに我が家のルンバは一年経っても汚れを擦り付けたりなんてことはありません。
普通に使っていれば、あまり気にならないところだと思いますが、ルーロとルンバを比較した記事もございますので確認してみてください。
▶ルーロとルンバどっちがおすすめ?価格・掃除能力・お手入れ方法の違い比較!
コメント