ルンバはお掃除ロボットですが、何cmの段差を乗り越えられるのかは意外と重要です。
例えば、その結果次第では…
- 複数の部屋をまたがって掃除できるか?
- カーペットやラグは乗り越えて掃除してくれるか?
という、お掃除できる箇所と範囲にかかわってきますよね?
また、ルンバについている段差センサーは高さ何cmまで検知できるのかも意外と重要です。
例えばこの結果次第で…
- 玄関の段差を検知しないで落ちないか?
- 階段の段差を検知しないで落ちないか?
という、掃除をするかしないか、もっというと、落ちて壊れないのか?にかかわってきますよね!
そこで、ルンバ885を使って、壊れる覚悟で実際に実験をしてみました!
- 乗り越える段差は2cmで、スロープを取り付ければ何cmでもOK
- 落ちる段差は5cm程度までは検知することを確認。
それではいきましょう!
ルンバは何cmの段差を乗り越えられる?
公式サイトでは以下のように2cmが基準とされています。
※3:部屋の形状や床の状態などにより異なります。
この2cmというのはソフトタッチバンパーの高さが実測2.2cm程度に設定されていることも関係しています。
ソフトタッチバンパー↓
このソフトタッチバンパーが物体をとらえて、物体に対する衝撃を弱めます。
なので、当然のことながら我が家の3.3cmの段差はルンバは壁や大きな物体と認識して引き返します。
動画↓
じゃあこの先の部屋は掃除できないのか!?って思うかもしれませんが、段差スロープを使えば問題ありません。
家にも1.9cmの木の板がありましたので、試しに設置して踏み台にしてみました。
ソフトタッチバンパーの高さよりも0.3mm程度低く、これの接触による引き返しはなさそうです。
これを設置することにより、先ほどの段差も1.4cmとなっています。
実験です↓
驚くほど軽快に段差を乗り越えることができました。
このように、階段やスロープを設置することで、問題なく段差問題は解消できることがわかりました。
結論としては、ルンバが乗り越える段差は2cmまでで、スロープを取り付ければ何cmでも上ってくれる!です。
ルンバが落ちない段差は何cmまで?
つづいて、段差センサーの検知は何cmまでか調べてみました。
ちなみに段差センサーは型番毎に若干位置や数が異なります。
我が家のルンバは以下の緑の部分がそうです。
確かにセンサーらしきものが付いています。
センサーなのでもちろん段差があるかないかを判断して、ルンバがそのまま進むかどうかを判断します。
まずは我が家の玄関の段差にそのまま挑戦してみました。
高さは実測11.5cmです。
ちゃんと検知して引き返しました。
つづいて箱を置いて、段差を5.5cmにして実験してみました。
段差5.5cmも大丈夫でした!
個人的にはルンバが返ってこられる2cmまではちゃんと反応できるのかな?なんて予測をしはじめました。
その予測はあっさり次で無駄に終わります(笑)
つづいてチャレンジしたのが3.5cm。
はい!というわけでルンバで3.5cmの段差は落ちちゃいました。
そこでエラーとなってルンバは完全停止…
なので、3.5cm前後の段差があるところではルンバが落ちて、引き返せなくなってしまうので注意が必要ということがわかりました。
また、それ以上の段差なのに落ちちゃう!という人は、段差センサーをきちんと以下のようにお手入れしてください。
あと、段差センサーがあっても反応しなくて階段から落ちて壊れる!とかが心配であれば、バーチャルウォール付きのルンバか、もしくは部屋を閉め切ってルンバを使用することをおすすめします。
バーチャルウォール↓
まとめ
我が家のルンバ885を使って乗り越える段差と、落ちる段差を調べてみました。
結論は以下です。
- 乗り越える段差は2cm。
- 落ちる段差は5cm程度までは検知することを確認。
ただし、段差を乗り越えるためにスロープを設置すれば何cmでも乗り越えることができます。つまり対策が可能ということ。
落ちる段差も心配なら部屋を閉め切ったり、バーチャルウォールを使うことで対策が可能なので、使用方法を気をつけてお使いください。
ルンバ885の値段は以下の通販サイトで比較して選ぶと良いと思います。
その他のルンバ800シリーズについては以下で徹底比較しています。ご参考にください。
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ルンバ全シリーズについては以下で解説しています。
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2018年10月26日に発売したルンバe5はアイロボット社がルンバを1家に1台にしたい!と気合を入れた製品です。コストと性能が抜群なのでルンバをこれから購入する人は必見です。
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