マキタコードレス掃除機はバッテリーごとにラインナップが違います。単純に、電圧が高ければ運転時間は長くなり、吸引力は上がるのが特徴です。
バッテリーの種類は4種類あり、大きく分けて家庭用が、7.2Vと10.8V、業務用が14.4Vと18Vです。
繰り返しにはなりますが、V数が大きければ大きいほど運転時間は長く、吸引力が強いです。ただバッテリー容量がそれだけ増えるので、重くなります。それに動作音も大きくなるのが弱点です。
業務用と聞くと、性能がよさそうに思いますが、業務用と家庭用との違いはV数だけで、機能のバリエーションはほとんど同じです。スイッチはトリガーかボタン式を選べますし、カプセルか紙パック式かも選べます。
見た目もそれほど変わりません。重さは、10.8Vが1.1kg、18Vが1.4kgで、差はたった300gしかありません。でも、実際バッテリーを付けると重く感じます。
マキタシリーズは運転時間の長さ以外、機能に差はないと思う
バッテリーの種類ごとに複数の商品ラインナップがあるので、どれを選べばいいか迷うところですが、答えはシンプルで、運転時間の長さで選ぶのがおすすめです。
マキタコードレス掃除機の性能のテストとして、フローリングに500円玉をならべたものと、絨毯にBB弾をちりばめ、吸い込み力をテストしたものでは、家庭用と業務用で吸引力による差はほとんどありませんでした。
家庭で出るゴミであれば、1番低いV数のもので十分です。違いがハッキリでるのは、やはり運転時間の差でしょう。
充電時間、簡単に表にしてみました。太字がAmazonで一番売れているものです。(2018/7/15現在)
赤字が個人的に一番おすすめの機種です。青字が次におすすめのタイプです。
やはり、標準で40分、強モードでも20分持つものが良いと思うのでCL141FDRFWとCL181FDRFWがおすすめです。
部屋が狭いので、もう少し稼働時間が短くても大丈夫という方は2016年9月に出たCL107FDSHWが性能とコストのバランスが良くておすすめです。
マキタのコードレス掃除機は電源のスイッチのタイプが2種類。ゴミの集塵タイプが2種類あります。それぞれ違いについては詳しくは以下に示しています。
関連記事▶マキタコードレス掃除機ワンタッチスイッチとトリガ式どっちがおすすめ?
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バッテリーの交換時に、バッテリーだけを購入することもできますのでご安心ください。
18V↓
14.4V↓
10.8V↓
7.2V↓
マキタコードレス掃除機のおすすめのバッテリー機種はどれ?
大は小を兼ねると言いますし、足りなくなるくらいなら大容量のバッテリーのタイプをおすすめします。
大容量のバッテリーがおすすめな理由は以下の2つの特徴からです。
①基本的にはバッテリーは長期間使っていると劣化していきます。
リチウム電池なので持ちは良い方ですが、それでも劣化はしていきます。
②実際に使ってみると分かりますが、ゴミを吸おうと思ったら、弱モードでは物足りなくなります。
強モードでガンガンに掃除したくなるんです。ちまちま節電で弱モードにしてられない。
そうしたときに7.2Vタイプのバッテリーだと8分しかもたないので、下手をすると、掃除の途中で充電をしないといけなくなります。
マキタシリーズはバッテリーを使いまわせたりしますし、汎用性が高いので、可能な限り大容量が良いと思います。
大容量タイプのデメリットは、重量が重くなる点ですね。
なので、力がなくて自信のない方で10分程度の掃除で十分だという方は、CL107FDSHWがおすすめです。以下の通販サイトで安いところで購入するのが良いと思います。
関連記事▶マキタコードレス掃除機で人気のCL107FDSHWレビュー・評判は?口コミから分かる真実
反対に性能重視の場合はCL181FDRFWがおすすめです。標準で40分、強モードでも20分持つので、比較的バッテリーを気にしないで掃除できます。
関連記事▶コードレス掃除機18VのマキタCL181FDRFWのレビュー!CL180・CL182との比較や口コミ・評判も
吸引力を重視したい人のために補足ですが、吸引力の数値は、空気を吸い込む量と、ヘッドを床に付けて、真空になったときの圧力のかけ合わせで表されます。
仕事率という言葉で表記されていて、前半でも書いたとおり、V数が上がるにつれて仕事率も上がりますが、家庭用ゴミを吸う分には、大きな差はでません。
なので、選び方のコツは以下です。
- 運転時間の長さを決める
- ランニングコストに関係する集じん方法、紙パック式かカプセル式かを決める
以下でより詳しく全シリーズの選び方を記載しています。早見表もご用意していますので、ぜひご参考に下さい。
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