性能が良くて、後悔したくないなら1万円台のワイヤレスイヤホンがおすすめだよ!
ワイヤレスイヤホンは数々のメーカーが商品を出していて、そのスペックや特徴はさまざまです。
そのため目的に応じた選び方が重要になってきますが、1万円以上出せば性能もデザインも申し分のないワイヤレスイヤホンが見つかります。
そこでワイヤレスイヤホンの選び方と、1万円台のおすすめ商品を紹介します。
音質で選ぶ
デジタルの音質を基準化したものがコーデックです。
代表的なコーデックには、SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDACがあり、後述のものほど音質が高くなります。
それぞれの特徴を列挙すると↓
音質にこだわりがある人はLDACに対応したワイヤレスイヤホンを選ぶといいでしょう。LDACに対応しているおすすめのワイヤレスイヤホンを2つ紹介します。
SONY h.ear in 2 Wireless WI-H700
連続再生時間 | 8時間 |
防水 | なし |
音質 | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC |
その他特徴 | DSEE HXによってハイレゾ相当の音質を実現 |
h.ear in 2 Wireless WI-H700はネックバンド型のワイヤレスイヤホンです。
NFCを搭載しており、ワンタッチでペアリングができます。
通常は、ハイレゾ音質を楽しみたいならイヤホンだけでなくスマホなどの端末もハイレゾ対応していなければいけません。また、音源もハイレゾである必要があります。
しかし、h.ear in 2 Wireless WI-H700は、DSEE HX機能を搭載しています。この機能があるので、端末がハイレゾ対応していなくても、音源がMP3であっても、ハイレゾに近い音を聞くことができるのです。
専用アプリ「Headphones Connect」を使用すれば、サウンドエフェクトをカスタマイズできます。
どんな端末からでもハイレゾ水準の音質が楽しめるので、ハイレゾ対応していない端末の人にもおすすめです。しかし、防水性能はないので水には気を付けてください。
カラーも5種類あるので、以下のリンクからお気に入りのカラーが見つかると思います。
オーディオテクニカ ATH-CKR700BT
連続再生時間 | 7時間 |
防水 | IPX2 |
音質 | SBC, AAC, aptX, aptX HD, LDAC |
その他特徴 | 9.8mmのダイナミックドライバーを採用 |
ATH-CKR700BTは専用設計されたダイナミックドライバーを利用することで、雑音の混じらない滑らかな音質を実現しました。また、高域特性を改善するDiamond Like Carbon(DLC)の振動板と強磁力マグネットを組み合わせています。マグネットの磁力が振動板のセンタードームの有効面積を広げるので、より音源に近いサウンドを耳にできます。
AKM社製のHi-Fi DAC&ヘッドホンアンプ「AK4331」を採用することで、aptX HDやLDACといった高音質のコーディングにも対応しています。
不要な振動を抑えて音質の向上に貢献しているのが、アルミニウムハウジングです。性能面で役立っているだけではなく、色がシルバーなので高級感ある見た目となっています。
約2時間の充電で7時間程度の連続再生が可能です。
また、節電機能もついており、電源をONにしたまま5分以上デバイスとの接続がなければ、自動的に電源を落としてくれます。
万が一イヤホンを紛失しても、専用アプリ「 Connect 」を使えば現在の位置を確認することも可能。
高音質を実現するために、さまざまなテクノロジーをつぎ込んでいるワイヤレスイヤホンなので、音質重視ならこれが一番おすすめです。
防水性能で選ぶ
防水性能を表す規格がIPXになります。IPXには0~8までの等級が定められており、数値が大きいほど高い防水性能を誇ります。
汗にも耐えるレベルならIPX5以上がおすすめです。IPX7以上になると、水中に落としてしまっても壊れることはありません。
防水性能を重視する人はIPX7以上のワイヤレスイヤホンがおすすめです。
防水性能が優れたおすすめのワイヤレスイヤホンを2つご紹介します。
JBL UAJBLFLASHBLK
連続再生時間 | 5時間 |
防水 | IPX7 |
音質 | SBC, AAC |
その他特徴 | トークスルー機能を搭載 |
ジムで音楽を聴きながらトレーニングをしている人もいますよね。そんな人におすすめなのが、JBLのUAJBLFLASHBLKです。
スポーティな見た目となっており、運動時の着用にぴったり。
さらに、トークスルー機能を備えており、左のイヤーピースのロゴを押すと音量が下がって、イヤホンを着用したまま周囲の音を取り入れることができます。トレーナーなどと話をするときに便利な機能です。
防水性能はIPX7になっており、汗で濡れる程度ではまったく問題なく、着用したままシャワーを浴びることもできます。フィット感も抜群で、運動中にイヤホンが外れる心配もありません。
音楽を聴きながら運動したいという人にはマジでおすすめです。
Red2Fire HF-X8
連続再生時間 | 6時間 |
防水 | IPX8 |
音質 | SBC, AAC, aptX |
その他特徴 | 9種類のイヤーキャップが付属 |
ムービングコイルホーンラウドスピーカーを搭載しており、重低音もくっきりと聞こえる性能になっています。独自のノイズ低減機能を備えているので、クリアな音質をずっと楽しむことが可能です。
付属品の9種類のイヤーキャップは、人間工学による設計で、子供から大人用まで、また性別も考慮に入れて作られているので自分の耳にフィットするイヤーキャップが見つかるはずです。
Red2Fire HF-X8の防水性能は最高レベルのIPX8になっています。ただ、IPX8は一定時間水中に浸かっていても壊れないという防水性能なので、イヤホンを装着したまま泳ぎたいというレベルでないと性能過多かなとも思います。
また、ケースのバッテリー容量が600mAhと、けっして多くはないことは留意しておいてください。1日持ち運ぶレベルなら大丈夫だと思います。
再生時間で選ぶ
ワイヤレスイヤホンを再生時間で選びたいのなら、最大再生時間と連続再生時間をチェックしましょう。
たとえば、連続再生時間が5時間のワイヤレスイヤホンをケースバッテリーで10回充電できるのなら、最大再生時間は5×10で50時間ということになります。
一度に長い間音楽を再生したいなら連続再生時間が長いものがおすすめです。
長持ちするケースバッテリーを探している人は最大再生時間が長いものを選ぶようにしましょう。
以下に再生時間のスペックが高いワイヤレスイヤホンを紹介します。
MIFO O5
連続再生時間 | 6時間 |
防水 | IXP7 |
音質 | AAC, VVC 6.0, DSP |
その他特徴 | ケースに2600mAhのバッテリーを内蔵 |
MIFO O5のワイヤレスイヤホンは最大再生時間が120時間になります。
ケースバッテリーによる充電は最大で15回も可能。1日6時間使用しても、2週間はバッテリーの再充電が不要です。
バッテリー容量だけがMIFO O5の長所ではありません。
このようにバッテリー性能だけでなく、他のスペックも高い水準を誇ります。
AVIOT TE-D01d
連続再生時間 | 9時間 |
防水 | IXP4 |
音質 | SBC, AAC, aptX |
その他特徴 | 自動で親機と子機を入れ替えるロールスワッピング機能 |
AVIOT TE-D01dは1800mAhのケースバッテリーを採用したワイヤレスイヤホンです。SBCやAACであれば最大で100時間以上の再生が可能になります。
完全ワイヤレスイヤホンは片方が親機、もう片方が子機として使用されています。
親機は電波を受信してそれを子機にも送信する役割をになっています。つまり、親機はデータの受信と送信の両方を行っているため、受信だけしている子機よりもバッテリーの減りが速くなります。
片方のイヤホンだけ先に使えなくなるのを避けるために採用されたのが、ロールスワッピング機能です。これは、電力の残量に応じてイヤホンの親機と子機を自動的に切り替える機能になります。
連続再生時間は9時間と長く、遅延の少ないaptXにも対応しているのはMIFO O5のワイヤレスイヤホンよりも優れている点です。
しかし、防水性能はIPX4とやや心もとないです。雨程度なら濡れても問題ありませんが、まとまって流れている水に触れるとアウトです。もしもの事故を防ぐためにも、洗い物をしているときには外しておいたほうが無難でしょう。
AVIOTのワイヤレスイヤホンは高い評価を得ているので、購入して損はないと思います!
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