壁掛け扇風機は室内の空気を循環させる効果があるため、エアコンと併用すれば、より早く涼しさが感じられると思います。
また壁掛け扇風機は、エアコンが設置できないところでも使えるのもメリットです。
壁掛け扇風機を選ぶときのポイント
壁掛け扇風機は、製品によって違った特徴を持っています。
ということで、選び方の6つのポイントをまとめてみました。
選び方1「扇風機の風量」
どのくらいの風量かは、扇風機を設置する場所を問わずチェックしておきましょう。
また3段階ぐらいの風量設定ができれば、設置する場所やシーンに合わせて風の強さが調節できます。
風量を微調整して使いたい場合は、4段階から5段階の風量設定ができる製品がおすすめです。
細かく風量を調節して扇風機が使用できると、不要な消費電力が抑えられたり、室内の物が飛ばされるのを防いだりできるのもメリットです。
選び方2「扇風機のサイズ」
設置する場所に合わせて最適なサイズの扇風機を選ぶことも、選ぶポイントの1つです。
市販されている壁掛け扇風機には、いろいろなサイズがあります。一般の家庭では、幅が30センチから40センチ、高さが40センチから50センチ前後の製品が広く使用されています。
扇風機のサイズは、内側に付いている羽の直径でだいたい決まってきます。壁掛け扇風機の羽の直径は、30センチから40センチほどである場合が多く、機器は羽よりもやや大きめに設計されているのが一般的です。
使用中の音が気になる人は、羽の直径が大きく、使われている枚数が多い製品を選ぶとストレスを感じる可能性が低いと思います。
サイズはのちほど紹介する以下の通販サイトのリンクの名前やリンク先で簡単に確認できます。ほとんど30cmタイプですが…
選び方3「リモコンが付いているか」
製品の使い勝手を決めるのが、リモコンが付いているかどうかです。
リモコンが付いている製品は、少し離れた場所からも簡単にスイッチの入り切りや風量の調節などができます。
またリモコンがあれば、扇風機に手が届かない背の低い子供でも楽に操作ができますよね?
天井に近い場所に扇風機を設置する場合などは、大人でもリモコンがないと不便を感じる可能性があります。
どのような場所に機器を取り付けるかや、使用するシーン、頻度などは、リモコンが必要かどうかを判断する際の基準になるでしょう。
選び方4「タイマー設定ができるか」
指定した時間に扇風機を停止させたいときは、タイマー設定ができる製品がおすすめです。
時刻を設定しておけば、その都度操作をしなくても自動的に扇風機が運転を停止してくれるため、不要な電気代が節約できます。
タイマー設定ができると、機器を運転させたまま外出したり就寝したりすることも可能です。扇風機のスイッチを切るのをつい忘れてしまう人にとっても、タイマー設定ができる扇風機は便利です。
選び方5「そのほかの便利な機能」
いろいろな方向に風が送れる首振り機能や、機器の角度を変えられる機能があると、細かい調節がしやすくなります。
また、人感センサーで自動的に運転が終了する機能や、時間が経つにつれて風量が弱くなるおやすみモード機能が搭載された扇風機も、便利です。
空気清浄機能や消臭機能が付いているタイプは、室内の空気をクリーンに保ちたい人にとくにおすすめと言えます。
リビングやキッチンなどのにおいがこもりやすい場所で使用する場合は、空気清浄機能や消臭機能の有無を基準にしてみるのも1つの方法です。
選び方6「製品の価格」
製品の価格も、壁掛け扇風機を選ぶときのポイントです。
壁掛け扇風機は、エアコンなどに比べると比較的安く手に入ります。ただ、市販されている製品の価格には一定の幅があるため、予算に合わせて選ぶのがおすすめです。
安い製品の場合は、2,000円台で販売されています。一方、高い製品だと10,000円以上の価格がついていることもあります。
エアコンと併用するか、扇風機のみを使用するかでも、適した製品の価格帯が変わってくると思います。
以下は一万円以下で買える安めの扇風機を紹介していきます↓
製品の選び方とおすすめの扇風機を目的の場所別に紹介!
リビングにおすすめの壁掛け扇風機
リビングに設置する壁掛け扇風機を選ぶときは、搭載されている機能などが選ぶポイントです。
特におすすめが空気清浄機能付きのタイプです。これなら、1台で室内の空調が整えられますよね。
また、リビングなどの人が集まる場所で使う場合は、風量の調節もできたほうが便利でしょう。
簡単にご紹介していきます↓
リビングにおすすめ1.山善(YAMAZEN)YWX-BGD301
梅雨どきの湿気対策にも役立ってくれるのが、山善(YAMAZEN)のYWX-BGD301です。
この壁掛け扇風機は、5段階の風量設定ができるところが個人的には便利だと思っていて、風量を弱く設定すれば、ジメジメする季節でも心地よい風を感じながら過ごせます。
消費電力が少ないこちらの製品は、エアコンと併用するのにも便利なタイプです。
リビングにおすすめ2.シャープ(SHARP)のPJ-H3AK-W
室内のニオイやカビなどを除去してくれるシャープ(SHARP)のPJ-H3AK-Wも、リビングにおすすめの壁掛け扇風機です。
この壁掛け扇風機の優れているところは、プラズマクラスターで空気をクリーンにし、消臭してくれる点です。
空気清浄機の機能がほしい人にとっては、とくに魅力的な製品になると思います。花粉症の方にも好まれます。
リビングにおすすめ2.TEKNOS(テクノス)のKI-W478R
TEKNOS(テクノス)のKI-W478Rは、羽の直径が40センチとやや大きいのが特徴です。
機能性というよりは、単純に広いリビングで使うときに便利な壁掛け扇風機です。
脱衣所におすすめの壁掛け扇風機
脱衣所で使う扇風機の場合、ひもでスイッチを入れる引きひもタイプでも不便を感じることは少ないと思います。
引きひもタイプの扇風機は、リモコン付きの製品よりも概して安いです。
また、脱衣所のように一時的に扇風機を使う場所では、風量の細かい切り替えも不要な場合が多いでしょう。
この点を踏まえて脱衣所におすすめの製品は、次の3つです。
簡単にご紹介していきます↓
脱衣所におすすめ1.TEKNOS(テクノス)KI-W289
価格が安くコストパフォーマンスに優れるのが、TEKNOS(テクノス)のKI-W289です。引きひもタイプの壁掛け扇風機で、2,000円から3,000円前後で販売されています。
羽も6枚なのでパワーもあります。安いものが良く、単純にパワーも強い方が良いという方におすすめです。
ちなみに、紹介する中でタイマー設定機能があるのはTEKNOS(テクノス)のみ、というのも選ぶポイントだと思います。
脱衣所におすすめ2.山善(YAMAZEN)YWS-J306
山善(YAMAZEN)のYWS-J306も引きひもタイプの壁掛け扇風機で、2,000円から3,000円前後と価格が安めで販売されています。
風量は3段階調節でき、シンプルなデザインと操作性で万人受けするおすすめの壁掛け扇風機です。
脱衣所におすすめ3.パナソニック(Panasonic)F-GA301-A
パナソニック(Panasonic)のF-GA301-Aも、引きひもタイプの壁掛け扇風機ですが、価格がやや上がります。
F-GA301-Aは羽の部分がブルーになっているため、見た目が涼し気です。デザイン性を重視するときには、こういった扇風機を選ぶのも1つの要素になるでしょう。
音も静かで自然な風に当たれるので、評判の良い扇風機です。おすすめです↓
キッチンにおすすめの壁掛け扇風機
キッチンで使用する壁掛け扇風機も、リビングと同様に風量設定が細かくできるかどうかが1つの選ぶポイントです。
風が強すぎると、調理にも支障がでることがありますよね。首振り機能や角度を調節できるイージーネック機能なども、あったほうが便利です。
キッチンの場合は、切り忘れを防ぐ機能も重要です。
次の3つがキッチンにおすすめの壁掛け扇風機です。
簡単にご紹介していきます↓
キッチンにおすすめ1.TOYOTOMI (トヨトミ)FW-S30IR
TOYOTOMI (トヨトミ)のFW-S30IRは、人感センサーが付いているところがメリットになっています。
人の気配がないと2時間前後で自動的に運転が停止するため、うっかりスイッチを切り忘れることが多い人にとっても使いやすい扇風機です。
4段階の風量設定ができるところも便利なところです。
キッチンにおすすめ2.山善(YAMAZEN)YWX-K305
コストパフォーマンスを重視する人には、山善(YAMAZEN)のYWX-K305がおすすめです。
この壁掛け扇風機は、4段階の風量設定ができたり、最大6時間のタイマー設定ができたりするのが特徴ですが、販売価格はなんと2,000円台です。
リーズナブルな価格で手に入るこちらの扇風機は、エアコンの補助にも最適と言えます。
キッチンにおすすめ3.TEKNOS(テクノス)KI-W280RI
低価格の壁掛け扇風機を探している場合、TEKNOS(テクノス)のKI-W280RIも候補に挙がってきます。この製品も、3,000円前後の安い価格で販売されています。
オフタイマー機能が付いており、万が一切り忘れたときにも安心です。
ただ、KI-W280RIは風量設定が3段階までしかできないため、細かい調節をしたいときには、少し不便を感じるかもしれません。
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