洗濯機メーカーといえば日立、パナソニック、シャープ、東芝などがよく挙げられますよね。
最近は省エネで乾燥まで全自動のドラム式洗濯機を購入する方が増えています。
おしゃれなものも多いよね〜♪
従来のドラム式洗濯機は縦型式洗濯機に比べて洗浄力が弱い点がネックでした。
しかし最近のドラム式は縦型式にも引けを取らないほど洗浄力もパワフルになってきています。
今回はそれらのメーカーの中でも特に乾燥性能の高い日立のドラム式洗濯機「ビッグドラム」にフォーカスしていきます!
日立のビッグドラムってどんな洗濯機なの?
ビッグドラムの機能について解説しながら選び方を教えるね!
2020年最新モデルの日立ビッグドラムは5種発売されています。
グレード別に大きく3種類、それぞれ奥行きスリムタイプと幅スリムタイプが1種類ずつです。
(下位グレードは幅スリムタイプのみ)
あとで比較表を載せておきます!
種類は多くありませんし各機種の違いが比較的分かりやすいので、すぐにあなたに合うモデルが見つかると思います!
最後に個人的おすすめランキングを3位まで付けているのでそちらも是非参考にしてみてください♪
さあ今回は日立のドラム式洗濯機を2020年秋発売の最新モデルを対象に徹底比較して、選び方とおすすめモデルをご案内していきます!
お気に入りの1台を見つけて、毎日のお洗濯をラクにしてみませんか?
日立ビッグドラム 2020年最新モデル比較表
日立のビッグドラムを選ぶポイントは主に以下の3つになると思います。
・洗剤自動投入とスマホ連動ができるか
・奥行きスリムか幅スリムか
・価格
これで欲しいモデルが絞れるのではないでしょうか!
▼2020年最新の日立ビッグドラムシリーズ比較表を載せておきます!
※ここでは分かりやすくするために性能グレード別にハイ・ミドル・ローと表記しています。
日立ビッグドラム 価格で比較!
最新モデルのビッグドラムの価格をまとめました!
まずはどのくらいの価格か把握しましょう。
【ハイグレード】液体洗剤・柔軟剤自動投入&スマホ連携で洗い上がりも抜群
▼BD-NX120F 1番おすすめ!!
奥行きスリムタイプで作業スペースが広くとれます。
大容量で洗浄力抜群、あらゆる機能を網羅した文句なしのハイエンドモデル。
価格は一番高いですがその価値は充分にあります!
▼BD-SX110F 3番目におすすめ
万が一奥行きスリムタイプが置けない場合はこちらがおすすめです。
奥行きスリムタイプより容量は少ないですが、他メーカーで比べれば充分大容量クラスです。
液体洗剤・柔軟剤自動投入や洗濯コンシェルジュで快適にお洗濯できます。
【ミドルグレード】洗い上がりは文句なし!
▼BD-NV120F 2番目におすすめ!
ハイグレードとの大きな違いは液体洗剤・柔軟剤自動投入と洗濯コンシェルジュがない点です。
奥行きスリムタイプで作業スペースが広くとれますし、大容量で洗浄力抜群です。
赤線の機能が不要なら、コスパが良いこちらのモデルがおすすめです。
▼BD-SV110F
洗浄力や乾燥能力はハイグレード幅スリムタイプと同レベルです。
『奥行きスリムタイプが置けない』、『液体洗剤・柔軟剤自動投入や洗濯コンシェルジュはいらない』ので『初期費用をなるべく安く抑えたい』という方におすすめです。
【ローグレード】
▼BD-SG100F
※左開きのみ
乾燥性能は充分ですが、省エネや洗い上がりの面ではやはりハイ・ミドルグレードの方が良いです。
しかし全モデルの中でも圧倒的に安いですね。
『乾燥機能が欲しい』けど『初期費用を一番安く抑えたい』という方におすすめです。
ビッグドラムの「型番」について
ビッグドラムの型番は少しわかりづらいので説明しておこうと思います。
頭のBDはビッグドラムの略なので全て一緒ですね。
◆ 奥行きスリムはN、幅スリムはSとなります。
◆ 次にグレード順にX、V、Gとなります。
◆ 数字は洗濯容量で、12kgなら120、11kgなら110、10kgなら100となります。
最後のアルファベットFは2020年モデルを表すので全て一緒です。
ちなみに2019年モデルはEでした。
さらに最後尾に左開きはL、右開きはRと表記されますので間違いのないようによく確認しましょう。
ビッグドラム/幅スリムタイプ/ミドルグレード/洗濯容量11kg/2020年モデル/左開き
右利きの方は左開きを選ぶと使いやすいと思いますが、
できれば洗濯物を運び出す方向に本体扉がない方が導線をふさがれずに済みますよね!
設置場所によって使いやすい方を選びましょう。
日立のビッグドラムってどんな洗濯機?
日立のビッグドラムは他メーカーに比べると特に乾燥性能が優れています。
洗濯/乾燥容量も業界最大クラスなので毛布などの大物も入りますし、まとめ洗いをするご家庭でも安心ですね!
▼機能も充実しているので、各種機能を簡単にまとめてみました!
・「自動おそうじ」
・「温水ナイアガラ洗浄」
・「AIお洗濯」
・NEW「洗剤直ぬりコース」
・「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」
・「洗濯コンシェルジュ」
次にビッグドラムの優れた乾燥性能のヒミツと、
日立がウリにしているビッグドラムの各種機能について簡単に予習しておきましょう!
日立独自の乾燥方法「ヒートリサイクル乾燥方式」と「風アイロン」
◆「ヒートリサイクル乾燥方式」は洗濯機が運転時に発生する熱を再利用して温風にする仕組みです。
他メーカーが「ヒートポンプ乾燥方式」や「ヒーター乾燥方式」を採用しているなか、
日立は独自の乾燥方法を展開しています。
仕組み自体は「ヒーター乾燥方式」に分類されますが、従来の「ヒーター乾燥方式」より省エネになるのが利点です。
◆「風アイロン」は衣類に時速約300kmの風を吹きつけてシワを伸ばしながら乾燥します。
さらにドラム内の湿度をコントロールすることで衣類を蒸らし、袖まできれいに仕上げてくれます。
また、風アイロンによるスチームアイロンコースは同じ容量でシワを伸ばしニオイまで取り除いて、シャツ1枚を約5分で仕上げてくれます。
忙しい朝に自動でこの機能はとっても助かりますよね!
いずれも低温乾燥なので、乾燥中でもドアの開閉が可能なのが特長ですが、そのぶん他社メーカーに比べると乾燥時間が長くなるのは少々デメリットです。
さらに「ヒートリサイクル乾燥方式」に関しては温風の一部が排水口にも排気されるので、乾燥時に水栓を開けておかないと温風で排水管の封水が乾いてしまい下水臭が上がってくる可能性があるようです。※ご家庭の状況によります。
乾燥時の臭気発生に関してはメーカーにも問い合わせが上がっているようです。
▼以下メーカーHPにて分かりやすく対策方法がまとめられています。
下水臭が発生してしまった場合の対策方法の1つとして、初期設定の「空冷除湿方式」を「水冷除湿方式」へ設定変更することで排水口へ排気されなくなるとのこと。
しかしこの「水冷除湿方式」は水を余計に使うというデメリットがあります。
乾燥性能に関しては高い乾燥力とシワの少なさで申し分ないと思いますが、においの問題が発生した場合の対策方法によっては、省エネ効果は半減する可能性があることを頭に入れておくと良いかと思います。
また「風アイロン」使用時はなるべく衣類が少ない方が効果が高いので、詰め込みすぎないようにするか、充分な容量のものを選ぶといいと思います。
自動槽洗浄は日立が業界初「自動おそうじ」
日立は初めて自動槽洗浄を取り入れたメーカーです。
日立の「自動おそうじ」は1度の洗濯ですすぎまで行ったあと、汚れた水を排水してからきれいな水道水のシャワーでドラム槽を上から洗い流す機能です。
洗濯槽の裏側の見えない部分まで丸洗いするようにして除菌、黒カビの抑制に効果があります。
「自動おそうじ」を設定すると以下表の金額程度のコストがかかります。
追加コスト | |
NX120F NV120F SX110F SV110F |
1年で約1,060円 (1回あたり2.9円) |
SG100F | 1年で約1,430円 (1回あたり3.9円) |
「自動おそうじ」をしておけば洗浄剤を使用する「槽洗浄コース」の回数も少なく済むので、結果的に洗浄剤のコストカットにもなりますよね。
もちろん設定しないでおくことも可能です!
また、乾燥ダクトを毎回の洗濯で洗い流す「乾燥ダクトクリーンシステム」もあり、ホコリを洗い流して乾燥効率を保ちます。
面倒なお手入れが少なくなり、いつでも高い乾燥力をキープすることができます!
「温水ナイアガラ洗浄」でパワフル洗浄
日立の「ナイアガラ洗浄」は大流量のシャワーで、節水しながら衣類の白さを蘇らせます。
どうしてそんなに汚れが落ちるの!?
洗剤の種類に合わせた溶かし方・洗い方を自動で判断して、ナイアガラ循環シャワーと3つの洗い方[押し洗い][たたき洗い][もみ洗い]で高い洗浄力を実現しています。
さらに「ナイアガラ洗浄」に温水機能が加わることで、さまざまな種類の汚れや黄ばみをすっきり落とし、ニオイも抑えます。
高濃度液体洗剤を温風で温めることで酵素パワーを活性化させ、ミスト状にして吹き付けることで黄ばみやニオイをより落としやすくします。
温水ミストは常時作動するわけではないので必要な時にだけ使用することができます。
温水機能があると槽洗浄もスピーディーになります。
運転時間 | 使用水量 | 消費電力量 | 水道代+電気代 | |
温水槽洗浄 | 2時間 | 124L | 900Wh | 約57円 |
槽洗浄 | 11時間 | 130L | 750Wh | 約55円 |
水温が下がる寒い冬には「温め自動モード」を設定することで洗浄力をキープしてくれます。
洗浄力を求めるのなら温水ナイアガラ洗浄は外したくないですね!
「AIお洗濯」でかしこくお得にきれいに
洗濯物の種類や汚れ具合、洗濯時の状況などから最適な洗い方を自動で判断してくれるのが「AIお洗濯」です。
汚れが多ければ洗い時間を延長し、すすぎや脱水が充分であれば時間を短縮するなど、効率よくお得にしっかり洗濯することができます。
かしこすぎる〜!!
省エネになるから外したくない機能だね!
BD-SG100FはAIお洗濯には対応していません。
2020年モデル新機能「洗剤直ぬりコース」
LIONとの共同開発で生まれた新しい機能が
「洗剤直ぬりコース」です。
油性汚れなどの諦めがちな汚れに直接液体洗剤を塗ってから洗濯機に投入すると、送風で水分を蒸発させることで洗剤の濃度を高めてからきれいに洗い上げます。
「液体洗剤・柔軟剤 自動投入」で毎日のお洗濯をラクに
日立の自動投入タンクは液体洗剤が約1000mL、柔軟剤が約700mL入るかなりの大容量。
詰め替えタイプの洗剤を丸ごと入れられるので、洗濯機周りがすっきりします。
タンクにはハンドルが付いていて取り出しやすく、分解もできるのでお手入れが楽チンです。
お洗濯の頼もしい味方「洗濯コンシェルジュ」
スマホアプリと連携することでリモート運転できるのが「洗濯コンシェルジュ」です。
日立の「洗濯コンシェルジュ」は乾きやすい時間帯や天気予報を加味して洗濯のアドバイスをしてくれたり、おすすめの運転コースを提案してくれます。
また、洗濯後に洗い上がりを評価することでAIがあなたの好みの洗い方を学習するので、次回も効率よく洗濯することができます。
なんだか洗濯機を育ててるみたいで楽しいね!
さらにスマホアプリでは本体に搭載されていない洗濯コースをダウンロードして使用することができます。
最大3コースまで本体に登録することが可能なので、お気に入りのコースを本体の操作だけで選ぶこともできます。
すべてのスマートフォンに対応しているわけではないので、あらかじめ確認しておきましょう!
▼詳しくは下記メーカーHPよりご確認いただけます。
ビッグドラムの静音性
日常生活で静かだと感じられるのは45dB以下だと言われています。
図書館で約40dB、エアコンの駆動音で約50dBです。
一般的に洗濯機は乾燥時の音が一番大きいのですが、日立のビッグドラムはいずれのモデルも乾燥時の音が約48dBと日常生活で望ましい範囲に抑えられています。
ビッグドラムの安全性
子どもが勝手にドアを開けたり、ドラム内に閉じ込められないようにするために、チャイルドロック機能が搭載されています。
ドアロックを設定すれば運転後に電源が切れてもロックされたままになるのでお子さんがいる家庭でも安心です。
設定と解除も[ドアロック]ボタンを3秒以上長押しするだけなのでとっても簡単です!
奥行きスリムと幅スリムどちらを選ぶ?
奥行きスリムと幅スリムの選び方をメリット・デメリットをふまえてお話していきます!
・洗濯/乾燥容量が業界最大クラス
・使用水量が多い
・消費電力量が大きい
・乾燥時間が長い
▼BD-NX120F、BD-NV120F
・洗濯/乾燥容量が少ない (奥行きスリムに比べて)
・使用水量が少ない ( 〃 )
・消費電力量が大きい ( 〃 )
・乾燥時間が短い( 〃 )
▼BD-SX110F、BD-SV110F
▼BD-SG100F
個人的には奥行きスリムの方がおすすめだと思います!
デメリットが多いように見えますが、使用水量・乾燥時間・消費電力量に関しては「AIお洗濯」でムダを省いて調節してくれるので、あまり気にしなくてもいいと思います。
奥行きスリムがサイズ的に置けない場合に幅スリムを選ぶといいのではないでしょうか。
搬入経路と設置場所の測り方
ビッグドラムを設置する場所はどのくらいの広さが必要なのか確認しておきましょう!
下に本体寸法図もまとめて載せておきます。
搬入経路と設置場所の測り方
▼メーカーHPで測るポイントをわかりやすく説明してくれているので参考にしましょう。
『設置場所を測る』
万が一設置に問題があっても、メーカー別売部品などで対応できる場合があります!
本体寸法図まとめ
▼BD-NX120F 奥行きスリム
▼BD-SX110F 幅スリム
▼BD-NV120F 奥行きスリム
▼BD-SV110F 幅スリム
▼BD-SG100F 幅スリム
2020最新ビッグドラム 価格とおすすめ3選!
2020年最新モデルのビッグドラムの価格と選び方を性能別にまとめました!
個人的おすすめランキングも付けているのでぜひ参考にしてみてください!
【ハイグレード】液体洗剤・柔軟剤自動投入&スマホ連携で洗い上がりも抜群
▼BD-NX120F 1番おすすめ!!
奥行きスリムタイプで作業スペースが広くとれます。
大容量で洗浄力抜群、あらゆる機能を網羅した文句なしのハイエンドモデル。
価格は一番高いですがその価値は充分にあります!
▼BD-SX110F 3番目におすすめ
万が一奥行きスリムタイプが置けない場合はこちらがおすすめです。
奥行きスリムタイプより容量は少ないですが、他メーカーで比べれば充分大容量クラスです。
液体洗剤・柔軟剤自動投入や洗濯コンシェルジュで快適にお洗濯できます。
【ミドルグレード】洗い上がりは文句なし!
▼BD-NV120F 2番目におすすめ!
ハイグレードとの大きな違いは液体洗剤・柔軟剤自動投入と洗濯コンシェルジュがない点です。
奥行きスリムタイプで作業スペースが広くとれますし、大容量で洗浄力抜群です。
赤線の機能が不要なら、コスパが良いこちらのモデルがおすすめです。
▼BD-SV110F
洗浄力や乾燥能力はハイグレード幅スリムタイプと同レベルです。
『奥行きスリムタイプが置けない』、『液体洗剤・柔軟剤自動投入や洗濯コンシェルジュはいらない』ので『初期費用をなるべく安く抑えたい』という方におすすめです。
【ローグレード】
▼BD-SG100F
※左開きのみ
乾燥性能は充分ですが、省エネや洗い上がりの面ではやはりハイ・ミドルグレードの方が良いです。
しかし全モデルの中でも圧倒的に安いですね。
『乾燥機能が欲しい』けど『初期費用を一番安く抑えたい』という方におすすめです。
まとめ
個人的には奥行きスリムタイプの方がおすすめでした。
置けない場合は幅スリムを選ぶといいと思います。
省エネでパワフルな洗い上がりが良い方にはハイ・ミドルグレードをおすすめします。
以上、日立ビッグドラム比較とおすすめ3選でした!
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