炊飯器シリーズでNo1の人気を誇る象印の炊飯器ですが、その種類はかなり多いです。
なので、この記事では象印の炊飯器の型落ち品を含めて比較して、どれがおすすめか結論付けたいと思います。
ちなみに我が家でも象印の炊飯器押しで、おいしくお米を食べてます!
ぜひご参考にください!
象印炊飯器の種類について(一覧比較表)
象印の炊飯器の種類と機能から一覧表にしてみました。
ざっくりですが、炊飯器の選び方は以下がポイントだと思います。
- 何合炊けるようにするか?
- 炊き方(おいしさ)は?
- その他の機能は?
象印の炊飯器についてはこれで選べるでしょう!簡単に以下で説明します。
選び方1.何合炊けるようにするか?
何合炊けるようにするかですが、ざっくり以下が目安とされています。0.5合ごとに茶碗1杯分ですね!
- 4.0合⇒茶碗8杯分
- 5.5合⇒茶碗11杯分
- 1升⇒茶碗20杯分
2人暮らしなら3.5合~4.0合で良いのではないでしょうか。
ただ、育ち盛りのお子さんがいる場合やお弁当を持たせるといった場合には少し足りないかもしれません。
実際にTwitterでこんな意見も↓
3人家族だけど4合炊いたら炊飯器空になるまで米食う
— – (@esmoch) 2013年1月22日
5歳児含む3人家族で5.5合炊の炊飯器じゃ足りないと思うのどういうこと。
— のん (@oanamihs) 2016年4月16日
家庭の状況によって異なりますので、何合炊きがベストかきちんと考えてみることをおすすめします。
選び方2.炊き方(おいしさ)は?
象印の炊飯器の全シリーズを比較するにあたり、炊飯器には『マイコン炊飯器』と『IH炊飯器』の大きく2つのタイプがあることを理解しましょう。
それぞれの炊飯器の特徴は以下です!
さらに内釜が厚いと蓄熱性が高くなり熱を蓄えながら炊き上げるので、薄い内釜に比べてお米全体をむらなく炊き上げることができます。
つまり、お米をムラなくおいしく炊き上げるには、IH炊飯器で内釜が厚いのがおすすめです。
選び方3.その他の機能は?
IH炊飯器に『圧力』の要素が加わることで、いろんなお米を炊き分けられるようになります。
例えば、圧力の強さと圧力をかける時間を調整することで、ふつうのご飯だけでなく、すしめしとかしゃっきりとしたいといった炊き分けが可能になります。もちろんボタン操作です。
~3.5合の炊飯器比較表(1人~3人程度の家族向け)
左の機種ほど、家電としての値段が高く、美味しくも炊けるイメージで比較表をつくっています。
まず、マイコンタイプのNL-BU05とNL-BC05の1番の違いは、内釜の厚さで、NL-BC05は2.5mmで NL-BU05はその倍の5mmあります。
もう1つの違いは、NL-BU05のほうは、液晶が大きくオレンジ色なのでとても見やすくなっています。
ですが、個人的にはマイコン炊飯器は古い技術のため、IH炊飯器で簡単に美味しいご飯を炊くのがおすすめです。
IH タイプの炊飯器のうちNP-GJ05、NP-RL05を比較するとNP-RL05の方は「炊き分け圧力」という機能があり、内釜に圧力をかける時間を調整して「白米ふつう」「すし飯」「白米しゃっきり」の3通りの食感に炊き分けることができます。
炊き分け機能が不要な方はNP-GJ05がおすすめです。IH炊飯器なので、なにも考えずに普通にセットすればふつうの美味しいご飯が炊きあがるでしょう。
NP-RL05とNP-RY05の違いは、NP-RY05はご飯の甘み成分である還元糖の量をアップさせるプラチナ圧釜を使用しています。
さらに「炊き分け圧力」の機能もNP-RL05より炊き分ける食感が1つ増え、4通りになり、焼きおにぎりにうってつけの『もちもち』にも炊くことができるようになりました。
NP-QB06は広くて浅い羽釜形状を採用し、大火力、高圧力でお米を豪快にかき回すプレミアム対流と内釜のうまみプラスプラチナコートによって、ご飯の甘み成分とうまみ成分をさらにアップさせることに成功しました。
各家庭によってご飯の食感の好みは違いますよね?NP-QB06は「我が家炊きメニュー」の機能を搭載し49通りの食感を炊き分けることができます。
最後にNP-QT06はNP-QB06と同じく内釜が広くて浅い羽釜形状ですが、南部鉄器で作られ、1つずつ職人が丹精を込めて作られています。NP-QB06との違いは南部鉄ならではのおこげが味わえる「鉄器おこげ&湯の子」メニューが増えています。
象印炊飯器5.5合~1升
大家族向けなので詳細は割愛しますが、比較表を載せておくので、先ほどの説明と合わせてベストなものを選べると思います!
NP-HG10 |
NP-HG18 |
NP-VZ10 |
NP-VZ18 |
NL-DS10 |
NL-DS18 |
|
炊飯容量 (白米) |
5.5合 | 1升 | 5.5合 | 1升 | 5.5合 | 1升 |
炊き方 | IH | マイコン | ||||
内側 | プラチナ羽釜 厚さ1.7mm |
黒まる厚釜 厚さ1.7mm |
黒厚釜 厚さ4mm |
あなたにベストな象印炊飯器の選び方と比較
象印炊飯器の選び方ですがポイントは3つあると思います。家族構成とご飯の美味しさのこだわり具合、そしてお財布事情でしょう。
一人暮らしにおすすめの象印炊飯器で比較
1人暮らしの学生や会社員などで、あまりご飯の味にこだわりがなく炊飯器にお金をかけられないなぁ!という人には、NL-BC05をおすすめします。
一番お手頃に買えますが「豪熱沸とう」&ハイパワー495Wと「全面加熱」を売りにしており、炊きムラを押え芯までふっくらと仕上がり十分に美味しいお米が炊けると思います。
1人暮らしでお米の味にこだわりがある場合は、個人的にNP-RL05がおすすめです。
これはIH炊飯ジャーで「炊き分け圧力」の機能により、好みの食感に合わせて炊けるんです。
たとえば、ごく普通の食事のときは「白米ふつう」で炊けばそれだけで美味しいですし、カレーの時に「白米しゃっきり」で炊くとカレールーとよく絡みカレーの味が引き立ちますよ。
またNP-RL05は「うるつや保温」と「高め保温」の2つの保温方法があり、うるつやでは30時間美味しく保存できます。
1人暮らしの場合、朝ご飯を炊いて時間がなかったり、うっかり忘れたりして冷凍できなく、そのまま仕事に向かってしまうこともありますよね。
しかし「うるつや保温」設定しておけば、夜仕事から帰宅しても美味しいご飯が食べられるのです。
さらにこの炊飯器には、お米の栄養素を引き出す「熟成炊き」のメニューがあり、美味しく栄養価の高いご飯を炊くことができます!
二人~三人暮らしにおすすめの象印炊飯器で比較
夫婦2人や小さいお子さんがいる場合も、NP-RL05がおすすめです!
この炊飯器には、もう1つ「やわらかごはん」メニューがあり「おかゆ」より硬めで普通より柔らかい、幼児にちょうど良い絶妙な硬さで炊けるのです。
夫婦でそろってご飯の美味しさにこだわり、お子さんも小学生から高校生ぐらいの子が2人か3人いる場合はNP-RY05をおすすめします。
これにも「やわらかごはん」メニューがありますし、何よりプラチナ圧釜によってご飯の甘みをアップさせます。さらに「炊き分け圧力」の機能にもう1つ「白米もちもち」が増え、もちもちしたご飯が炊けるようになりました!
もちもち度が高いご飯は冷めても固くなりにくく、お弁当には最適の炊き具合になるでしょう!
小学生や高校生くらいまでは、お弁当を作る機会が多いと思いますのでNP-RY05をおすすめしたいです。
また、夫婦と子ども、さらに夫婦の親など3世代が同居している家庭にはNP-QB06がおすすめです。
年齢を重ねるとお米に対するこだわりもだんだんと強くなりますよね?
NP-QB06は、広くて浅い羽釜形状とプレミアム対流によってNP-RY05よりさらに、甘み成分の還元糖とうまみ成分をアップさせることができるのです。年齢を重ねた夫婦の両親にも納得してもらえること間違いないと思います。
また、NP-QB06の「我が家炊きメニュー」では49通りの食感に炊くことができ、それぞれの家庭に合った硬さで炊くことができます。
さらに、健康志向の人に便利な玄米メニューや雑穀米メニューなどもありますので、すべての人に合ったお米が炊けると思います。
最後に同じように3世代住む家庭でお金に余裕がある場合は、何と言ってもNP-QT06がおすすめです。
NP-QB06の機能に加え「鉄器おこげ&湯の子」メニューでの絶品の鉄器おこげご飯が、炊けるからです。特にお年寄りには鉄器でのおこげご飯は懐かしい味がすると思いますよ。
ただ、NP-QT06はNP-QB06より約1万5千円値段が上がるのがデメリットです。
さいごに
ここまではあくまでも個人的な考えをもとに、家族構成やご飯へのこだわりなどからおすすめの炊飯器を紹介してきました。
しかし、このほかにもさまざまな家族構成の家庭があると思います。家族の1人だけがご飯にこだわりがある場合もあるでしょう。
10世帯の家庭があったらその家庭事情や食に対する好みも10通りあるはずです。
それぞれの家庭や事情、好みに合った炊飯器を見つけていただければと思います。
たとえば、1人暮らしのあまりお金がない学生が、今回紹介した象印の炊飯器のなかでも高価なNP-QT06をアルバイトなどして購入しても、それはそれで素晴らしいと思います。
また、お金に余裕がある大家族でも、IHではなくマイコン炊飯器で炊いたご飯が1番美味しいと思うかもしれません。
その場合はマイコン炊飯器であるNL-BU05やNL-BC05を買うべきでしょう。
象印からはありとあらゆる人や家庭環境に合った炊飯器があります。それぞれの家庭に合う自分たちに合う炊飯器を購入し、美味しいご飯を食べて元気に過ごしましょう!
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