「空気の汚れが気になるので24時間常に空気清浄機を使いたい」
「寒い季節は空気の乾燥が気になるので加湿機能も使いたい」
「・・・でも電気代が気になる!」
そんなお悩みに応えるべく、今回の記事ではシャープの加湿空気清浄機の電気代についてまとめてみました。
シャープ加湿空気清浄機の電気代がどのくらいかかるのか?を把握することで、使用頻度や風量を変えたり、家計を把握する手助けになると思います。
電気代の計算方法
加湿空気清浄機の電気代の計算方法は以下の通りになります。
消費電力(kw)×使用時間(h)×電気料金単価(円)=電気料金
例えばシャープ加湿空気清浄機『KI-JP100』の加湿空気清浄機能の風量を強にして1時間使用した場合を計算すると・・・
一般的な家庭の電気料金単価は27円ですので
0.062Kw×1h×27円=1.674円
と簡単に求めることができます。
この計算方法は、消費電力(Kw)さえわかれば他の電化製品の電気代も計算できます。
シャープ加湿空気清浄機の電気代一覧表
2018年発売のシャープ加湿空気清浄機の電気代を一覧表にしてみました。
加湿空気清浄機能と空気清浄機能のみを使った場合で分けましたので参考にしてみてください。
各機種の消費電力を基に計算しています。※1時間使用した時の電気代を記載↓
風量 |
KI-JP100 | KI-JX75 | KI-JS70 | KI-JS50 | KI-JS40 | KC-J50 | |
加湿機能+ 空気清浄機能 |
強 | 1.67円 | 1.46円 | 1.22円 | 1.43円 | 0.89円 | 0.54円 |
中 | 1.24円 | 0.73円 | 0.59円 | 0.62円 | 0.30円 | 0.30円 | |
静音 | 0.16円 | 0.17円 | 0.13円 | 0.13円 | 0.08円 | 0.08円 | |
空気清浄機能のみ | 強 | 1.62円 | 2.16円 | 2.16円 | 1.73円 | 0.89円 | 1.46円 |
中 | 1.19円 | 0.68円 | 0.38円 | 0.27円 | 0.30円 | 0.35円 | |
静音 | 0.14円 | 0.15円 | 0.08円 | 0.08円 | 0.08円 | 0.08円 |
表から分かる通り、シャープの加湿空気清浄機を1時間使うと約1円前後の電気代がかかります。
KI-JP100(一般家庭のリビング用)を基準に考えたとき↓
KI-JP100を風量中で24時間使用すると1.24円×24h=40.08円。
1カ月使用し続けると40.08円×30日=1202.4円。
KC-J50(一人暮らしや個人用)も同様に計算して↓
0.54円×24h=12.96円。
12.96円×30日=388.8円。
以上の事から、一般的なご家庭で使うシャープの加湿空気清浄機は、1か月使用し続けると電気代は約1200円。
一人暮らしや個人用のシャープの加湿空気清浄機の1か月の電気代は約400円よりちょっと下回る金額。
さらに風量を静音モードで使用すると、風量強に比べて約1/10になります!
KI-JP100を1カ月使い続けてもわずか120円で、KC-J50ならたった40円程度。
上の電気代一覧表を使って、何時間使えばいくらになるのかを把握すると、ご自身の家計の把握に役立つと思います。
シャープの加湿空気清浄機って電気代は安いの?
結論から言うと、風量が静音モードならトップクラスで安いです!
風量を静音モードで使用したとき、ダイキンやパナソニック、日立など他の有名な加湿空気清浄機と比べて、1時間当たりの電気代が約0.03円~0.05円安くなります。
24時間、1カ月間使い続けたとして計算すると・・・
0.05円×24h×30日=36円
シャープの加湿空気清浄機は他の加湿空気清浄機よりも、1カ月間で36円お得なんです。
24時間つけっぱなしにしても気にならない価格だと思います!
ちなみに風量強だと、他の加湿空気清浄機と比べても、ほぼ平均的な電気代になります。
シャープ加湿空気清浄機の電気代をお得にする使い方
加湿空気清浄機能を高めることで、結果的に電気代をお得にする方法をいくつかご紹介します。
簡単に、すぐにでも始められますので、ぜひともおすすめします!
定期的なフィルターのお手入れ
フィルターの目が詰まってしまうと、空気清浄機能が適切に動かなくなり、ムダな電気代を生み出してしまいます。
できるだけこまめにフィルターをお掃除しましょう。
たこやんがおすすめするように、フィルターは1カ月に1度はお手入れしてあげてください。
ただし、加湿空気清浄機から変な臭いが発生したら、できるだけ早めにお掃除が必要です。
詳しくは以下の記事でご紹介しています。
関連記事▶シャープ加湿空気清浄機のお手入れ頻度は?加湿フィルターの掃除や交換方法も
お手入れの方法も徹底的にまとめてあります。
加湿空気清浄機を置く場所
シャープの加湿空気清浄機は、全て背面から空気を吸い込みます。
背面と壁の間隔を少し(30cm)開けて使用するのが一番効率が良い、とシャープ公式はおすすめしています。
壁との距離を近づけすぎると壁にホコリがくっつきますし、壁から遠すぎると空気清浄効果は落ちるようです。
空気清浄機能を効率よく使用することで電気代がお得になりますので、ぜひとも30cmほど壁から離して使ってみてください。
扇風機やエアコン、サーキュレーターなどと併用して使う
扇風機、エアコンなどを同時に使うと空気清浄機能を効率的に使用できて、電気代もお得になります。
先ほども説明しましたが、シャープの加湿空気清浄機は背面に吸気口があります。
そして壁から30cmほど離して使うのがベストなのですが、そう考えると必然的に部屋の隅に機体を置くことになります。
部屋の隅に加湿空気清浄機を置くと、対角の汚れた空気を吸い込みにくいのが分かってもらえると思います。
なので扇風機やエアコン、サーキュレーターなどを使ってうまく製品に風を送るようにすると、ムダな電気代を使う事なく使用することができます。
暑い季節は扇風機を、寒い季節はサーキュレーターを、と時期や季節によって使い分けましょう。
余談ですが、一般的な扇風機の電気代は、ACモーター(古い扇風機はこのモーターが多いです)なら1時間当たり約0.8円でDCモーター(最新の扇風機はだいたいこのモーター)なら0.1円。
サーキュレーターは1時間当たり約1円。
エアコンは冷房なら1時間当たり約13円、暖房なら約18円くらいになります。
状況に応じて扇風機やエアコン、サーキュレーターを使ってみてください。
まとめ
今回はシャープの加湿空気清浄機の電気代と、電気代をお得に使用するための方法についてまとめてみました。
家族用のシャープの加湿空気清浄機を24時間、1カ月使い続けた電気代は、風量強だと約1200円。
一人暮らしや書斎など用のシャープの加湿空気清浄機を24時間、1カ月使い続けた電気代は、風量強だと約400円。
さらに、電気代をお得に使用するには、以下の方法を試してみてください。
- 1カ月に1回はフィルターをお掃除する。
- 壁から30cm程度離して使う。
- 扇風機やサーキュレーター、エアコンを使って部屋の空気を循環させて空気清浄機を使う。
風量を静音モードで使えば、他の加湿空気清浄機よりも電気代が安いことも、シャープの加湿空気清浄機をおすすめする理由の一つになります。
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