【2024比較】パナソニック電子オーブンレンジ全シリーズの比較とおすすめはどれ？【最新版】

「オーブンレンジ」とは、電子レンジとオーブン・トースター機能を兼ね備えたもの。一家に一台は欠かせない電子レンジに加えて調理の幅を広げてくれるオーブン機能のあるオーブンレンジは、いまや家庭の定番になりつつあります。

特にパナソニックは、数あるオーブンレンジのなかでも常に売れ筋上位にランクインしているメーカーです。人気の理由は日本製という信頼とデザイン性。

しかしパナソニックにもさまざまな種類のオーブンレンジがあり、どれを選べばいいのかわかりづらいと思います。

そこで今回は、パナソニックのオーブンレンジのシリーズ比較や選び方について徹底的に解説していきます。全機種を比較したうえでのおすすめ機種もご紹介しますので、ぜひオーブンレンジ選びの参考にしてみてください！

先におすすめ3機種だけさらっとご紹介しておきます。

では、パナソニックの電子オーブンレンジを詳しく見ていきましょう！

パナソニック電子オーブンレンジ全シリーズ比較表

まずは現行品を表で比較してみました。

ビストロシリーズのほうが容量が大きく、機能も充実していることがわかります。ただそのぶん値段が高く、あまり凝った料理をしない方は機能をもてあましてしまうかもしれません。料理好きな人や家事を時短したい人にはぴったりです。

シリーズごとの特徴はまた説明していますので、ここはさらっと流し見程度で大丈夫です。

スチームオーブンレンジ「Bistroビストロ」

オーブンレンジ「エレック」

パナソニック電子オーブンレンジのシリーズごとの特徴で比較

スチームオーブンレンジ「Bistroビストロ」

豊富な機能が特徴のシリーズです。レンジやオーブン機能のほかに、グリルやスチームの機能が充実しています。スマホ連携ができるものもあり、オーブンレンジを使ったメニューを提案してくれたりもします。料理の幅が広がるので、毎日の食卓が豊かな空間になることでしょう。

これだけ機能がそろっているため、価格はやや高め。機能性は欲しいけど安く抑えたい、という方は最新機種ではなく型落ち品を狙うのもおすすめです。

オーブンレンジ「エレック」

レンジ・オーブン・グリルの基本的な機能がついたシリーズです。ビストロほどの機能はなくスタンダードなモデルのため、比較的リーズナブル。ご家族での利用もおすすめですが、一人暮らしの方にもぴったりのオーブンレンジです。

機能や容量に幅があるので、自分に合ったモデルを選ぶことができます。

パナソニック電子オーブンレンジの選び方で比較

選び方①容量・サイズ

容量やサイズはオーブンレンジを選ぶうえで重要なポイントです。

家族の人数や使い方によって必要な容量は変わってきます。購入したあとに後悔しないためにも、使うときのことを考えて機種を選ぶようにしましょう。設置場所と本体サイズを事前に確認しておくことも大切です。

容量の目安は以下を参考にしてください。

〜15L	1人暮らし、お弁当を温める程度しか使わない方向け
16〜20L	1人暮らし向け
21〜25L	2人暮らし向け
26〜30L	3〜4人暮らし向け
31L〜	5人以上暮らし向け

ちなみに、オーブンレンジで見落としがちなのはドアの開き方。主にたて開きとよこ開きがありますが、生活スタイルによってはそれが不便になったりもします。

たとえば、よこ開きは利き手によって開けづらくなることも。しかしドアが障害にならないので高い位置にオーブンレンジを置いても中身が取り出しやすいです。

たて開きは利き手による不便はありませんが、高いところに置くとドアが邪魔になって中身が取り出しにくくなってしまう可能性があります。

オーブンレンジを置く場所や主に使う人の利き手のことを考慮しながらオーブンレンジを選びましょう。

パナソニックのオーブンレンジ容量の目安

選び方②レンジ性能

レンジ機能をよく使う方はレンジの性能も重視するポイントです。

最大出力W数は約500Wから1000Wと開きがあり、ボタンひとつでその食材にあった温め方をしてくれる「自動あたためメニュー」や解凍に優れた機能など、機種によって異なる性能を持っています。

より均一にスピーディーに温められる高性能なセンサーや高機能マイクロ波「サイクロンウェーブ」を搭載しているものもあります。

レンジ機能をよく使う方は、最大出力が1000W・高性能センサーがついているものを選ぶのがおすすめです。

パナソニックのオーブンレンジのレンジ性能比較

パナソニックのオープンレンジをレンジ性能で比較してみました。

こうして見ると、高性能な「Bistroビストロ」とスタンダードな「エレック」の違いがよくわかりますね。。

Bistroビストロ

エレック

• 高精細・64眼スピードセンサー　とろみ検知センシング
  食品の温度・分量などを見分けて、自動であたため・解凍する機能。
  高速0.1秒センシングで「とろみ」のこびりつきを制御、「ふきこぼれ」を抑制します。
  高精細・64眼ｽﾋﾟｰﾄﾞｾﾝｻｰ とろみ検知ｾﾝｼﾝｸﾞ＞ｽｲﾝｸﾞｻｰﾁ赤外線ｾﾝｻｰ＞蒸気ｾﾝｻｰ＞重量ｾﾝｻｰ
• 2品同時あたため［AIエコナビ］（ねらって加熱）
  独自の3Dアンテナを使い、マイクロ波をコントロール。温度の異なる2品を同時にあたためることができます。
• 芯までほぐせる解凍
  サイクロンウェーブ加熱によって食品の中心部分からおだやかに、ムラを抑えて解凍ができます。さらに「高精細・64眼スピードセンサー」が分量や種類を見分けて自動で解凍を制御。何度も解凍しなおす手間なしで、すぐに下ごしらえできる状態になります。
  
• サイクロンウェーブ加熱
  マイクロ波をらせん状に放射することで、食品の中心部分からおだやかに解凍でき、解凍ムラを抑えることができます。

選び方③オーブンの性能

オーブンを使えば料理の幅も広がります。料理好きの方・オーブンを使った料理をよくする方はオーブン機能も気になりますよね。

設定温度の幅や加熱方式などは機種によって異なりますので、自分の料理スタイルに合わせて考えてみましょう。

パナソニックのオーブンレンジのオーブン性能比較

Bistroビストロ

エレック

• 2段調理コンベクションオーブン
  熱風を送り込むコンベクション搭載し、庫内全体に風を循環させることができます。包み込むように焼き上げるため、ムラが抑えられます。バターロールなら、一度に24個も焼けちゃいます。
• スチームプラス
  手動のオーブン調理中にお好みでスチームを入れることができます。スチームを入れることで、火が通りやケーキのふくらみがよくなります。
• 「発酵」機能
  ヨーグルトや甘酒を家庭で作ることができます。

選び方④グリルの性能

グリルも料理でよく使いますよね。グリルの性能も機種によって差が出てきます。

グリルとは、ヒーターの熱を使って予熱なしで表面をこんがり焼き上げるものです。

パナソニックのオーブンレンジのグリル性能比較

Bistroビストロ

エレック

パナソニックのおすすめ電子オーブンレンジ3選

エントリーモデル：エレック NE-SA1

エントリーモデルとしておすすめなのがエレック NE-SA1です。

容量は16Lで1人暮らしにぴったり。デザインもシンプルでインテリアの邪魔にもなりません。重量センサー搭載であたため・解凍を自動で素早くおこなってくれます。オーブンは最高温度200℃なので、料理にもお菓子作りにも不便なく使えます。

コスパ最高！：エレック NE-MS267

コスパが最高なのがエレック NE-MS267です。

メニューが充実しており、忙しい毎日でも簡単にいろんな料理を作ることができます。煮物が簡単に作れる「煮物10分」やムラなく解凍できる「全解凍」、野菜を使ったヘルシーなお菓子作りができる「野菜スイーツ」、耐熱ガラス製ボウルに材料を入れるだけの「パスタ10分」など、多くの機能を搭載。

容量は26Lで、ご家族で暮らしている方におすすめの機種です。型落ちモデルなので、費用が安く抑えられるのも魅力ですね。

豊富な機能が揃ってる：ビストロ NE-BS2700/NE-CBS2700

NE-BS2700/NE-CBS2700はビストロのハイグレードモデルです。

グリルにはスピーディーにこんがり仕上がる高火力両面グリルを採用。対象のレシピ通りに下ごしらえしておけば、凍ったままグリルに入れて調理することもできます。上段で焼き物、下段で煮物や汁物という異なる料理を同時に作ることもでき、調理の時短にもつながります。

オーブンは低温70℃～高火力300℃と幅広い温度帯となっており、パン・スイーツ・ローストビーフなどさまざまな料理を作ることが可能。

キッチンポケットアプリを使えば毎日の献立提案や下ごしらえのサポートも受けられます。NE-BS2700/NE-CBS2700はスマホ連携にも対応。購入したあとでも新しいメニューをスマホからビストロに送信してメニューを増やすことができます。

このように高性能なため値段は張ってしまいますが、そのぶん日々の食卓を豊かにしてくれるのがビストロ NE-BS2700/NE-CBS2700なのです。